お菓子のレシピで生クリームの泡立てで
「7分立てにする」「8分立てに」などと
書かれていることがあります。
「〇分立て」というのは生クリームをホイップした
ときの状態をあらわす表現です。
見極め方がむつかしいと感じていませんか?
オンライン講座の受講生さんと答え合わせをすると
「〇分立て」の認識に、個人差があることが分かりました。
そこで、毎週日曜インスタライブでは
6分立て~9分立ての違いを泡立てながら解説しました。
生クリームの泡立ての見極めがなぜ大事なの?
お盆期間中で、リアルライブは少ないかな~
なんて思っていましたが、
普段と変わらず集まってくださいました。
「とても分かりやすかったです。」との
メッセージをLINEに下さった方も。
お菓子によって、生クリームの泡立て具合は変わります。
ですが、違った泡立て具合で作ってしまうと
本来とは違う食感になったり、とれる個数が変わることも。
なぜなら、泡立て具合で空気の含む方変わるためです。
レシピによって、もったりするまでとか
角がおじきするとか、表現がまちまちなのも
混乱しやすい原因かと思います。
製菓理論レッスンでは、自分で判断できて、
かつ、言語化して伝えられるよう
スキルアップしていきます。
生クリームの泡立て 5分立てと6分立ての違い
どちらも、すくうとスーッと細く流れ落ちる
ゆるい状態です。
マッスクが10分立てなので、5分立てはちょうど中間。
すくって流れおちた跡がどうなっているか?
の状態で判断していくと分かりやすですよ。
6分立ては、ムースやババロワなどによく使います。
動画でご覧いただく方が分かりやすいです。
生クリームの泡立て 7分立てと8分立ての違い
7分立ては、シフォンケーキやガトーショコラなどに
ふんわり添えるかたさです。
ピンッ!とはしてない、とイメージできますよね?
苺ショートケーキなどに、生クリームを塗るときの
固さでもあります。
8分立ては、同じショートケーキでもサンド用のかたさです。
泡立てがゆるいとカットしたときに
崩れてきちゃいます。
その後、絞り袋に入れて絞るときも8分立てです。
生クリームの泡立て 9分立てとは?
9分立ては、しっかりとかたくしまった角がピンと立ちます。
ツヤ感がなくなりマットな質感になっているのが
分かるでしょうか?
ここまでくると、1回混ぜるだけでどんどん締まっていく。
みるみるうちに、ボソボソになってしまうので
泡立て過ぎには十分ご注意ください。
動画でご覧になりたい方はこちらから
生クリームの泡立ての見極めが知りたい方へ
5分立て・6分立て・7分立て・8分立て・9分立ての違いが分かります。