卵の割り方について
受講生さんからの相談です。
ロール生地づくりで卵を分けるとき
殻が卵黄にささってよくつぶれます。
キレイに早く分けるコツはありますか?
キレイに効率よく
卵黄と卵白を分けるプロの技
正しい割り方を紹介します。
失敗の原因はまさかの卵!?
「卵白が泡立ちません。
いくら立ててもトロトロです。
卵は新鮮だし、ボウルもキレイにしました。
レシピ通りに砂糖も加えています。
なぜですか?」
よくよく状況を聞くと
卵白に卵黄が入っていた!
なんてことが、実際ありました。
卵黄と卵白の分け方が適当だと…
「メレンゲが泡立たたなくなる。」
「分量が変わる。」
どちらもお菓子づくり失敗の
原因になります。
卵黄と卵白を分けるのが時間がかかる!
お菓子づくりで、
割った殻を行ったり来たりさせて
分けていませんか?
1、2個ならよくても
個数が多いと時間ががかり
集中しないと卵黄がつぶれます。
でも、今さら人に聞けないし…
そんなプチストレスから解放されたい方へ。
効率的に分けるワザをお伝えします!
早くキレイに卵黄と卵白を分けるワザ。
卵を1つ容器にすべて割り入れます。
丸い形のスプーンで卵黄をすくい
反対の指にのせます。
指の隙間から卵白を落とし、
スプーンと手をいったりきたりさせると
キレイに分けることができます。
使い捨て手袋をして分けてもOKです。
エッグセパレーターは?
100均で買った方がいらっしゃいました。
持っていたら活用してください!
卵グッズはひと通り試したくらい
揃えていたのですが。
私の場合はどれも使わなくなりました。
あるある、
じゃないですか~?
何回か使って棚にしまいこむパターン。
でも、いつか使うかもしれないし
なかなか捨てられない、、
卵の割り方、これが正解!
やらない方がいいことを
まずお伝えします。
やってはいけない割り方
「角で割らない」
ボウルのふちや、机の角です。
習慣になっている方も多くて
実習のときによく見かけました。
細かいヒビが入るため、
殻の破片が内側におし込まれて
卵黄にささりやすくなります。
キレイに割れる3つの方法
「卵同士をうちつける」
卵は、どちらか1つしかヒビが入りません。
強度が小さい方が割れます。
適度な力が加わるので
殻が粉々になりにくいです。
「平らななテーブル」
平面なテーブルに当てます。
平らに亀裂が入るので
卵黄に刺さりにくいです。
力加減は強すぎないよう打ち付けます。
「ボウルなどの丸い部分」
殻が押し込まれないので
比較的キレイに割れます。
3つの中から、自分が割りやすくて
慣れている方法で良いと思います。
まとめ
卵は1つの容器にすべて割り入れ
丸いスプーンと手の指を使って
分けると、早くキレイに分けることができます。
お菓子づくりは大事なのは
「丁寧さ」と「基本」
下準備も丁寧にしたいものですね。
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10/4 21:30~ 24回
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