オンラインレッスンをしていて、
お菓子づくりが上手くいかない人が
ついやってしまう行動に共通点があることに気づきました。
これを意識するだけで、完成度が上がりますよ!
お菓子づくりが上手くいかない人の共通点
講座では、オンライン交流会&レッスンを
毎月やっていまして。
今月は『柿と抹茶のティラミス』をつくりました。
テーマの徳島特産素材は「柿」
「簡単スイーツレシピを知りたい」
受講生さんからのリクエストにお答えする形で
アイディアをお伝えしました。
そんな中で、
「上手くいかない人に共通している行動」
があることに気づいたので、その1つをシェアします。
↑先月のオンラインレッスン&交流会 直接悩みを相談できるチャンス!
その行動とは…
「材料の分量変更をする」です。
失敗につながる原因
例えば、マフィン6個のレシピを
人に配りたいから、18個に増やすとか。
逆に、卵が足らなくて2個分に減らす、などの分量変更です。
要領をつかめてないうちに、
何かを変更をしていることが多いのです。
変更により、予期しないハプニングが起こって完成度が低くなる。
というパターンに陥っていませんか?
気持ちは、分かるんですよ~~
レシピが卵3個だけど、冷蔵庫に2個しかない。
今から買いにいくのも面倒だし変更しよう!
ってやりたくなります。
変更したい事情や背景があるんですよね。
でも、
お菓子づくりに不慣れであるほど、
初めてつくるレシピは
分量変更しない方が、失敗のリスクスが減ります。
↑干し柿のバターサンドクッキー
どういうことかというと、料理を想像してみて下さい。
肉じゃが、カレー。
4人分のレシピを1人分に分量変更するって
難しそうじゃないですか?
作れないことはないのですが、
小鍋にしたり、水分を足したり。
なんなら、電子レンジを使う?とか。
起こることを予測して調整する必要があります。
お菓子も同じです。
比率を変えると、単純に材料の比率だけかえたらよい。
というものではないんです。
分量を増やしたら?減らしたら?
分量を増やしたら?
例えばマフィン6個を、18個に増やしたら。
1度にオーブンに入れたら焼き時間が変わります。
庫内が小さい1段のオーブンだと1回に入りきらない。
卵の気泡が入った生地だと、置くことができないため
2回に分けて作る、などして調整します。
また、生地が多いと作業時間がかかり、
生地の状態がどんどん変化して仕上がりが変わることも。
などなど…
予測しておく必要があります。
分量を減らしたら?
ボウルの大きさに気を配ることが大切です。
ボウルが大きすぎて、泡立て器の羽に上手くからまない。
結果、いくら泡立ててもふわっしないなど。
上手くいかないと気持ちが凹むけど
失敗からの学びはムダにはなりません!
1回も作ってないレシピで予測できないのは当たり前なんです。
レシピづくりで心掛けていること
私がレシピをつくるときは
「食べきれる量」であること。
「安定して作りやすい分量」
を心掛けています。
なので、できれば初回はレシピ通りに作った方が簡単です。
本日のまとめは…
はじめてつくるお菓子は、分量変更しない方が成功しやすい!
というお話でした。
何か気づきがあれば幸いです。
動画でご覧になりたい方はコチラ
1分動画で要点をまとめました。
お菓子を教えたい、販売したいなどお菓子を仕事にしたい方へ。
レシピ作成、アレンジするために必要となる
製菓理論を学べるオンライン講座を開催しています。
徳島の特産の地場の素材=日本の素材をいかす
「和」×「フランス菓子」の和モダンフランス菓子
オンライン講座の詳細はこちらから。
https://onlinelesson-atelier-s-liaison.com/?blog