ロールケーキの成功法！プロの仕上がりになる3つのコツ

身近な材料で作れて、バリエーションが広がるロールケーキ。
お菓子のマンツーマンプロコースを受けて
販売されている生徒さんもいらっしゃいます。

でもはじめは…

「形が楕円形につぶれてしまう。」
「巻くときにロールケーキが割れてしまった…」
「いかにも素人っぽい見た目をどうにかしたい。」

こんな相談を受けることも多くありました。
１つが上手くいけば、次は別の問題が…と複数でてきたり。

そこで今回は、ロールケーキ成功の３つのコツをお伝えします。

ロールケーキ作りで失敗やすい部分を分かって
ポイントさえ押さえれば、誰でもプロの仕上がりに変わります。

かためのクリームを使う

ロールケーキを巻くとき、定規などを使って締めると、
横から生クリームや苺が飛び出してしまった。

いざ、カットしよう！と、包んでいた紙を開くと
楕円形に崩れていた、なんてことありませんか？

実は私、両方経験あります！

原因は、「生クリームの泡立てがゆるすぎた」ことです。

また、ゆるいと生クリームは水分が出やすくなるので
生地がベトついてくることもあります。

対処法

固めに泡立てたクリームを使うと形が崩れにくくなります。

目安は8分立て。
泡立て器を持ち上げるとツノが立って、
少しお辞儀するくらいのかたさです。

ハンドミキサーで泡立てても、最後はホイッパーに持ちかえて
手立てで少しずつ調整します。

固めに泡立た生クリームは巻きやすい上に形が崩れず
断面がキレイな丸になりますよ。

乾燥に注意する

ロールケーキの乾燥に注意するタイミングは２つ
「焼く時」と「冷ます時」です。

薄いシート状の生地なので、焼き過ぎに注意！
乾燥して割れやすくなります。
大事なのは、時間や温度の記録をつけること。
ちょうどよいタイミングが見つかりますよ。

また、ロール生地を冷ますときに乾燥すると、割れる原因になります。

対処法

生地を冷ますときは、クッキングシートなどをかぶせて乾燥を防ぎます。

焼き面の皮をはがしたいときは、
オーブンから取り出してすぐににラップでしっかり包みます。

これにより、蒸気が逃げずに生地がしっとりと保たれて
焼き面をはがしやすくなる効果もあります。

ころがすように巻く

「巻く瞬間はすごく緊張する！」
苦手意識があれば、上手く巻けるかドキドキしますよね。

つい、力が入って、途中で何度も止まったりすると
生地が割れやすくなります。

ロールケーキを上手く巻くコツは
力を入れずにころがすように巻くことが大事です。

手前の生地を持ち上げて、中心の軸をころがす「イメージ」を
しっかりもって巻いていますか？

イメージを持つか、持たないかで結果は違っています。
巻くことに不慣れなら、タオルなどを使って
ころがす練習をするとイメージを持ちやすいです。

巻き方の手順

慣れると力を抜いて自然に巻けるようになります。

巻いたロールケーキはすぐにカットせず冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
最低でも30分は冷やしましょう。

クリームが安定して形が崩れにくくなります。

まとめ ロールケーキがプロの仕上がりになるコツ

ロールケーキ成功法、プロの仕上がりになる3つのコツをご紹介しました。

これらのコツを押さえれば、誰でも美しいロールケーキが完成します。

ロールケーキの基本と米粉の素材学が分かる

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販売することができます。

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「他のメニューを米粉で作ってみたい。」ときなど
素材学や理論を土台に考えると、自信をもって判断できるようになります。

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