板ゼラチンを戻したら
溶けて分量が減って、お菓子が固まらない!
なんて経験ありませんか?
後から追加するとしても
正確な分量が分からないので、困りますよね?
板ゼラチンは何℃の水で戻すべきか
ぬるま湯だとどうなるのか?実験してみました。
正しい戻し方、戻す温度についてお伝えします。
板ゼラチンをふやかすときのポイント
「板ゼラチンを今、水につけました。」
「冷水ですか?」
「いえ、冷えてないですが・・冷水ですか!?」
ゼラチンを使うメニューの、オンラインレッスンでの会話。
板ゼラチンは、
下準備で「戻す」という工程があります。
板ゼラチンを水でふやすときの大事なポイント
それは・・・
「しっかり冷えた、たっぷりの冷水」でふやかすこと。
常温の水道水で、戻していませんか~?
ゼラチンあるある、と呼んでおります~~笑
板ゼラチンは、
水の温度が高いと
溶け出してしまうので、分量が減ってしまう。
結果、お菓子が固まらない失敗に
つながる原因になります。
ぬるま湯で板ゼラチンを戻すとどうなる?
ぬるい湯で戻すと
どうなるのか、実験してみました。
左は25℃。7月の水道水の温度。
右は氷を入れて、3~5℃をキープした冷水。
板ゼラチンを入れて10分放置。
夏場の水道水って、20℃を超えてきますので
ぬる~い状態です。
5分程で、25℃の方は
かなり柔らかくなっていました。
手でぎゅっと水気を絞ったら
やわらかく、ぬるっとしていて
手の熱もあってか、ちぎれてしまいました。
一方、冷水の方は、
やわらかくふやけているけど
固さがあり、しなやか。
ぎゅっと絞っても、板状を保っています。
板ゼラチンを戻す温度は何℃?
このことからも、
20℃を超える夏場の水道水のまま戻すと、
溶けてしまうことが分かりました。
では、何度なら良いでしょう?
板ゼラチンは、10℃以下の冷水で戻します。
その際、重ねて一度に入れると
ゼラチン同士がくっついてしまって
均一に戻らないことがあります。
1枚ずつバラして入れましょう。
ちなみに、粉ゼラチンでも構いませんので
使い慣れている方でOK。
板ゼラチンだと
1枚の分量がだいたい決まっているので
計量の手間が省けるメリットもあります。
さて、秋にスタートする新講座
体験会メニューが決まりました♪
すだちのレアチーズケーキ。
めちゃくちゃ爽やか~
レアチーズケーキ好きとしては、1年中食べたい。
お店みたいなプチガトーに仕上げます。
こちらもゼラチンを使うので、
マンツーマンで凝固剤について学べますよ^^
募集スタートまでお待ちください。
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