マトファー社の泡立器について
「長さ25cmと30cm、どちらを選べばいいですか?」
との相談が生徒さんからありました。
お菓子づくりに欠かせない製菓道具だからこそ
買ったあとで後悔しないように選びたいですよね。
そこで、泡立て器を選ぶ際に見るべきポイント5つ
お菓子教室で長年使っているおすすめの泡立器もご紹介します。
マトファー社の泡立器については
実際の使用感とサイズ選びについてお伝えします。
泡立器選びで見るべきポイント5つ
順番に解説します。
丈夫で耐久性がある
現在も使っています。
それくらい丈夫なつくりなので、良い買い物をしたと思っています。
ただ、かたいものを上から垂直に強くたたくと傷めるので注意しています。
家庭でお子さんとお菓子づくりを楽しむなら良くても
耐久性は期待できません。業務用としては不向きです。
ワイヤーの本数
実は用途が違います。
本数が多いと混ぜにくいので7~8本のものが適しています。
ボウルに合うサイズ
ボウルの直径に対して、泡立器の全長が
1.3~1.5倍の長さを目安に選ぶと使いやすいです。
YouTubeライブでこのお話をしたときに質問がありました。
家庭でのお菓子作りの動画を発信されているパティシエさんが
長さ35cmの泡立器をすすめられていました。
さすがに大きいのでは、と思ったのですが家庭で使うこともあるのでしょうか?
普段どれくらいの量でお菓子を作りますか?
ボウルは直径何㎝のものをよく使いますか?
作る量に合う大きさを選びます。
事業形態によってスタンダードに使うサイズは異なります。
カフェで出すケーキを3~5台分仕込む、もしくは
小規模でお菓子を販売するなら、長さ35㎝はスタンダードだと思います。
一方、お菓子を教えるために、直径15㎝1台分で試作するときや
マドレーヌ8個分の動画撮影では長さ25㎝をメインに使います。
少し小さいと感じることはありますが
女性が家庭で普段づかいするなら、25㎝くらいが扱いやすいです。
ボウルと泡立器のサイズの目安を参考に書いておきます。
実際に持ってみて自分の手にしっくりくるものを選んでみてください。
直径18㎝ボウル▶24㎝泡立器(#9)
直径21㎝ ボウル▶27㎝ 泡立器(#9)
直径24㎝ ボウル▶30㎝ 泡立器(#10)
材質
基本はステンレス製です。
耐久性・耐熱性ともにすぐれています。
シリコン製は1本持っておくと重宝します。
表面加工された鍋やフライパンは
金属の泡立器を使うと寿命が短くなります。
特にカスタードクリームを炊くときは激しく混ぜます。
少しくらいなら大丈夫だろう、と使っていたら
加工部分が輪のようにはがれ、下の金属が見えてきたことが、、
ですが加工された鍋を傷をつけないので1本は欲しいところ。
赤が気に入っています。
重さ
長さ30㎝▶148g
長さ35㎝▶157g
水洗いしたときに持ち手に水が入ることがあります。
長さ25cmと30cm、どちらを選べばいいですか?
私は25㎝、30㎝ともによく使います。
35㎝は焼き菓子の販売のときに活躍します。
2つのサイズで悩まれる方は、家庭のお菓子づくりをしているか
将来的に仕事をしたい、と考えている方だと思います。
普段よくお使いのボウルの直径、作る量、重さのことも考慮に入れて
自分の状況に合うものをそろえていってください。
泡立器迷ったらコレ!
お菓子教室で実習にも使っているのが
寿加工精器のホテイ印の業務用泡立器です。
柄とワイヤー部分の重みのバランスがよく
グリップは握りやすいです。
定評がありますので、迷ったときはコレ!です。
ミニホイッパーも便利!
砂糖とアガーを混ぜ合わせたり、少量の卵を溶きほぐしたり
ちょっとしたものを混ぜたい時にミニホイッパーがあると便利です。
下は無印良品のものです。
泡立器選びのまとめ
丈夫で耐久性がある・ワイヤーの本数・ボウルに合うサイズ・材質・重さ
シリコン加工の泡立器、ミニホイッパーがあると便利
寿加工精器のホテイ印の業務用泡立器
マトファー社
泡立器選びの参考になれば幸いです。
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所用時間:23:42
237回目YouTubeライブでお話しています。