和モダンフランス菓子プロコース修了され
ラングドシャ専門店「Lian myucka(リアン ミュッカ)」を立ち上げ
初めてのマルシェで完売させた小川有美さん。
5年間もの間、一歩を踏み出せなかったかった葛藤
商品開発の苦労、マルシェ準備中のハプニングなど。
成功の裏にあったストーリーとは?リアルなお話をお届けします。
和モダンフランス菓子プロコース修了 小川有美さん
パンとケーキの講師歴10年以上のご経験があり
和モダンフランス菓子プロコースを受講された小川有美さん(東京都)
ラングドシャ専門店 Lian myucka(リアン ミュッカ)を立ち上げて
初マルシェに出店されました。
対談インタビュー動画 所要時間:28:42
商品開発について
ラングドシャとは?
名前の由来は、langue de chat=猫の舌という意味です。
ヨックモックのシガールとか、白い恋人のクッキー生地です。
食べたことがある方も多いはず。
ラングドシャ専門にした理由
時間内で作り終えて包装し終えるという課題があったので
ラングドシャにしました。
レンタルキッチンでの製造効率を考えてのことだったのですね。
クラシカルなお菓子が好きで、大好きなお菓子を届けたい想いがあった。
究極のおいしさを求めてレシピ開発
開発に2ヶ月ほどかかったそうです。
求める食感にしつつ、配送に耐えられる配合を研究しました。
粉によっ てだいぶん食感、味、香りも変わるため
製菓理論を知らないとむつかしい、と感じたそうです。
世界に1つのブランドづくり
リボン講師の資格をもっていらっしゃる有美さん。
ラッピングはダブルリボンにして可愛いと言ってもらえる工夫をした。
お菓子×特技(リボン制作)
を掛け合わせで他にはないオリジナリティを出すことに成功されました。
マルシェに向けての準備
販促物の制作
看板プレート、スタンプ、シール、トレー、ショップカードなど。
たくさんのオリジナルグッズを作られていました。
中でも思入れがあるのは、ロゴマークだそう。
自分らしいデザインができてものすごく気にっています。
愛着がわいて、ロゴ入りのグッズを発注をかけていろいろ作った。
愛着のあるロゴマークだと、グッズを作りたくなりますね!
ディスプレイで世界観をつくる
お客様の目線にお菓子が来るようにして
どすればあの目に止まっていただけるかなって陳列を考えた。
パッと見て有美さんだと分かる陳列ですね!
可愛らしさを全面に押し出して世界観を作りたかったので
ピンクのテーブルクロスをかけました。
当日はカバン1つで行けるよう
コンパクトになるものを探して買い物したそう。
ハプニングや反省点は?
やらかしてしまった!と顔面蒼白になって1,2分思考が停止して。
あきらめかけたけど、段取りを変えて乗りきりました。
素材のことを勉強してきてよく知っていたから
落ち着いて対応することができました。
自分よく頑張った!って褒めてあげたい。
製菓理論の知識があったから
急なトラブルにも落ち着いて対処できたようです。
一歩を踏み出しせたきっかけ
順風満帆に見える裏で、動けなかった5年間があったそう。
動けなかった5年間
妄想の中でこういう風なことできたらいいなと色々考えてたんですけれど
やはり現実になるとその一歩がなかなか踏み出せなくって。
時間だけが過ぎてしまった。
無理に決まってるじゃん!
「売れるよ」「やってみなよ」と皆が言ってくれる中で
「お菓子の販売なんか無理に決まってるじゃん」て
知り合いの1人から言われました。
「いやいや 無理じゃないよ!」って気持ちがムクムクと出てきて。
「無理」と言われたことで、気持ちに火がついたのですね。
そこからどんな行動を起こしましたか?
レンタルキッチンの存在を知ってすぐにネットで調べました。
はじめの一歩は、どんなに小さくてもいい。
するかしないかで、未来って全然変わるなと思っていて。
それができたから、今につながったんだと思います。
価格の面でも自分にドンピシャで。
そこからご縁があってトントンと進む流れに。
お菓子を販売するには、たとえ1日限りのイベントであっても
菓子製造許可のある場所でつくらないと販売できません。
工房を構えてない場合は、菓子製造許可のある
レンタルキッチンを探す必要があります。
プロコースの受講生さんには、アトリエをお貸ししています。
販売したい方を応援していますので、お声がけください。
instagramでの発信活動について
発信への取り組みをお聞きしました。
マルシェに出るまでの過程を皆さんと楽しんでいただけたらと思って。
名前覚えてもらえるかもしれないし、
こんなことやってるんだって応援してくださる方いるかもしれないと思って。
毎日毎日自分がやってることを素直にあげていました。
完成した商品はこれです、とボンと出すのではなく
こういう気持ちを込めて作っていますという
こだわりなどを発信していたそうです。
実際、マルシェにinstagramを見てきてくれた人もいたそうです。
商品開発の過程が分かると楽しみにしてくるファンが増えます!
ぜひ真似したいポイントですね。
マルシェでお客様の反応は?
いろんな人から言葉をかけてもらいました。
サクっとしててん何枚でも食べられる
食にうるさい家族の方もこれはおいしいって全部食べちゃった。
とご感想をいただけました。
お客さまから直接フィードバックをもらえると嬉しいですね!
今後の計画や目標は?
スタートしたばかりの段階。
今後通販でお取り寄せできるようになったりと
サービスが整っていくはず。
最新情報は、有美さんのInstagramで確認できるそうです。
お菓子を仕事にしたい方へ有美さんからのメッセージ
踏み出してしまえば後戻りができない。もう前に進むしかありません。
まずその1歩あの勇気を出して踏み出してみてください。
私はその1歩 踏み出したおかげで今ここにいます。
最初の一歩を踏み出すことが大事!
行動に移すことで変化は生まれる!!
ラングドシャ専門店をスタートさせるまでの過程は
多くのハードルがあったようですが
ずっとやりたかったことが叶った先には大きな喜び待っています。
インタビューを終えて
貴重な経験を包み隠さずシェア下さった有美さんに感謝です!
お菓子を仕事にしたい方、同じ夢を持つ方々の
一歩を踏み出す勇気につながれば幸いです。
地元素材を生かすフランス菓子で製菓理論を学ぶ
和モダンフランス菓子のプロコースでは
マンツーマンだからこそ、1人1人としっかりと向き合えます。
自信をもってお菓子を提供したい!
ずっとやりたかったことを叶えたい!そんな未来を一緒に叶えます。
受講を検討されている方は
zoom個別相談、体験レッスンを受け付けています。