和モダンフランス菓子マンツーマンプロコースを
1年間受講された生徒さまのお声を紹介させていただきます。
鈴木 愛さん(神奈川県)
受講前の悩みは?
小さな娘や家族と一緒に、手作りのお菓子を食べたいと思い
お菓子作りを始めました。
そこそこ美味しいけれど、素人感漂う、洗練とは遠い仕上がり。
どうしたらよいのか手探りで、調べても正解を探すのに時間がかかる上
ぴったりの答えを見つけ出せないことも多い。
このまま自分は素人くさいお菓子を作り続けていくのだろうか、
どうせ買ったお菓子が美味しいか、でも添加物も気になる、
お菓子が無ければ子供はがっかりするし…という悩みがありました。
受講前後の変化は?
「美味しいお菓子はお店で売っている」という常識が覆されました。
感動的な美味しさのお菓子が自宅で作れた
先生の指導のもとお菓子を作れば、初心者の私でさえ、
お店でも体験したことのない、感動的な美味しさのお菓子が自宅で作れました。
実験精神ができた
何でも試してみようという実験精神が出来ました。
製菓理論は、身につけたらそれを基に自分好みのお菓子を
作れるようになる基礎知識。
今日の配合はこんな感じ、明日はああしてみよう、
こうしてみたらどうなるのかな?
と予想と実際を比べてみるのも楽しくなります。
地元の魅力を再発見でき生活も変わりました
けれど、レッスンで本当に美味しいお菓子に出会った後、小麦粉を米粉になど、別のものに置き換えると、やっぱり仕上がりが変わり、あの時の感動の味から離れてしまう。実際に自分で両方作って食べ比べることで、腹落ちしました。
そこからは、『最高に美味しいものを作りたい、お菓子は大量に食べるものではないから、節制するのであれば食事でした方がよい』という先生の言葉が心に響いていきました。無添加で、滋養のある手作りおやつというだけで、十分いいと思う心の余裕もできました。お菓子を作ると、家族が喜んでくれます。歓声が生まれて、次は何を作ろうと意欲が出てきます。これから、娘と一緒にお菓子作りをしていけるのが楽しみです。地元の魅力を再発見でき、生活も変わりました。今までは、イタリアや都心が大好きで、遠い所にばかり興味が向いていたのですが、地元にもこんなに美味しいものがあって価値あるものが沢山あったのだと気づけ、日常の過ごし方が変わりました。
印象に残っているエピソードは?
レッスンで印象に残っているを伺いました。
イタリアンメレンゲを作ったときの緊張感と臨場感
イタリアンメレンゲを作った時、
液体が目標温度に到達する瞬間を見計いながら、
「今です!」と先生から引き上げのゴーサインが来た時の、
緊張感と臨場感は今でも鮮明に記憶されています。
気が遠くなる様なデリケートさ、けれどそこに面白さがある気もしました
シュー生地の固さを画面越しに見て頂いた時、
自分がイメージしていた粘度と差があり、
自宅にいながら、リアルタイムで状態を確認、
質疑応答して頂ける便利さを感じました。
前回のシュークリームに比べると、生地のの見極め、手順やタイミングの見極め、オーブンの温度や焼き時間の見極め等で気を張ったり、一所懸命混ぜたりして体力を使うこともほとんどなく、好きな絞りの作業も楽しめて、比較的リラックスして受講することができました。
シューの膨らまない様々な要因について非常に仔細にご説明下さり、本当にありがとうございました。少し気が遠くなる様なデリケートさ、けれどそこに面白さがある気もしました。
スムーズに作業を終えたのに、目の前には、千疋屋かホテルで出てくるのでないかというような、華やかでリッチなお菓子が出来上がっていて、魔法のようにさえ感じました。先生のご指導無しには結びつかない結果で、いつもマンツーマンレッスンの効果に驚きます。
これからどんな美味しいケーキが出来るのだろうと、わくわくしました
実は先生にご相談した件、文字通り”時間が解決”してくれました。
昨日、あの後改めて残っていたケーキを頂いたのですが、
とてもしっとりして美味しくなっていたのです。今までのレッスンで、出来立てのお菓子を頂いていて、どれも感動レベルに美味しかったので、今回も出来立てを頂いていて、一体感が出る前だったようです。まさにレシピの通り、”半日以上置いて生地とクリームが馴染んだ時が食べ頃”でした。お店のようなしっとり感を出すのは難しいと思っていたのですが、作ってから時間を置くことが一体感やしっとり感を生み出していたなんて、目から鱗でした。粉の選択、生地の混ぜ方、果物の鮮度、生クリームのたて方、それらのバランス等、一つ一つ積み上げたら、これからどんな美味しいケーキが出来るのだろうと、わくわくしました。
先生の徳島のアトリエで行われた、
シュトレンのレッスンに参加できた事も、貴重な体験でした。
先生や受講生の皆さんと過ごせた楽しい一日は、宝物の思い出です。
とくもと先生から、マンツーマンでお菓子作りを教えて頂けたのは、
本当に贅沢な体験でした。
子供が小さいので、自宅で学べることも有り難かったです。
心も身体が喜ぶお菓子が作れるようになるなんて、夢のようです。
旬の恵みを大切にされる先生のもとでお、菓子作りを学ぶことが出来
食生活全体が豊かになりました。
オリジナルレシピの制作
卒業課題は、地元の素材を生かしたオリジナルレシピを作成します。
地元素材を4つ使ったバトンフィナンシェを製作されました。
「伝統みそと米粉のあんフィナンシェ」
特産素材を洋菓子に結びつける難しさ、先生から伺えてとても勉強になりました。自分の足で探して、商品を買って味見してみて、先生がどれほど探求されて和モダンフランス菓子のレシピが完成したのだろうと、思いを馳せました。
これまでのレッスンを通して、先生のお菓子を一言で表すならば「感動」です。
何かの素材をフューチャーする上で、一定の存在感を出さなければならないので
「感動」のために存在感を出した方がよい素材か、『もっと食べたい!』と思えるもので、
間違ってもその存在感がお菓子全体の感動を打ち消さないかが、
一つの基準にもなるかと思いました。
そして、素材選びから始める重要性がわかりました。
素材の贅沢感、心と身体に感じる栄養、香りのご馳走、旬の素材のエネルギー、組み合わせの妙への驚き、感じたことのない食感、先生のレシピはどれもご馳走のスイーツです。
自分でこうして足を運んだりして素材を集めることで、”ご馳走”の文字通り、美味しいものを作ろうとすると走り回るものなのだなと実感しました。
卒業制作を通して、地元の様々な魅力に気付くことが出来ました。先生のレッスンでは、家に居ながら徳島を旅するように、卒業制作では、今自分の住む地域を旅するように、地元に居ながら沢山の未踏の場所を訪れることが出来ました。徳島で、先生に農産品の直売所を案内して頂き、今まで馴染みのなかった直売所の魅力を知りました。卒業制作にあたっても、まずは地元の直売所にあたってみるという行動に結びつきました。
また、制作を通して先生の創作活動の一端を垣間見ることもできたのも貴重な経験でした。
さとこ先生はどんな人?
冷静と情熱のあいだの人。
製菓理論の先生として、理知的・論理的にお菓子作りの知識や知恵、
情報を、丁寧に余す事なく教えて下さいます。
一方、フランス菓子をこよなく愛する菓子職人として、
求める素材があればどこまでも探求、自己研鑽のために東京、
海外へもひとっ飛びと、情熱的に活動されています。
冷たい理知と熱い情熱の中で、自在に、淡々と、軽やかに行動し、
臆する事なく変化されていく先生から、いつも素晴らしい刺激を受けています。
受講を考えている方へのメッセージ
製菓理論を学んで、お菓子作りでの失敗を最小限にしたい方、
感動的に美味しくて洗練されたお菓子を作れるようになりたい方、
お菓子作りに関していつも右往左往されてる方、
とくもと先生と二人三脚で走れば、きっと最短ルートを導いて下さいます!
愛さん、本当に頑張られました!
お菓子づくりと自分にしっかり向き合った経験は
これからの人生で必ず力になることと思います。
和モダンフランス菓子プロコースでは、
全レッスンを受講し、卒業課題をクリアされた方に
ディプロマをお渡ししています。
お菓子を仕事にする予定はなくても、
極めてみたい、本気で学びたい!方もプロコースで学ばれています。
1人1人に合にあった細やかな指導と関わりができるのは
マンツーマンレッスンならではです。
1年後には、目指す未を手に入れらるよう全力でサポートしています。