入れ忘れた!お菓子作りのうっかりミスを減らす「レシピの書き方」3ステップ

定期LIVEレッスン

お菓子づくりで材料を入れ忘れて
「しまった―!」と、ため息。
後で悔しい思いをしたことありませんか?

入れ忘れ・順番・タイミング
うっかりミスを減らせる
「お菓子のレシピの書き方」があります。

この書き方にして私はミスが減りました。

お菓子の失敗あるある、
誰も教えてくれない
分かりやすいレシピの書き方
マル秘テクニックをお伝えします。

人は間違う・ミスは起きる前提で考える

「〇〇を入れて忘れて、
本当はもっと美味しくできたのにと思うと
残念でなりません、、涙」

ここ最近、受講生さんから
うっかりミスのレポートが立て続けにあります。

「次は忘れないよう気を付けましょう!」

というのは簡単。

でも気を付けてミスが無くなれば
誰も苦労しません。苦笑

「人は間違う・ミスは起きる」前提で
どうすべきか?
対処法を考える必要があるんです。

そこで、私が普段やっている
ミスをなくすレシピの書き方をシェアします。

レシピを読みながら作業していませんか?

ミスを減らすコツは
「レシピは読みながら作らない」です。

「視覚」でパッと分かるレシピを
別に手書きするんです。

印刷したレシピを横に置いて
確認しながら作業していませんか?

何が良くないのかと言うと
「読みながら」作ると
うっかりミスが起こりやすくなるんです。

お菓子づくり失敗あるある

読みながら作業すると下記の失敗につながります。

材料を加える順番を間違えた

レシピは上から加える順番に
書かれてないことがあります。

簡単なレシピなら覚えられても
工程が多いレシピになると
混乱して間違いが起こりやすくなります。

最近あったレポートでは、

・ケーキ生地に洋酒を入れ忘れ
・タルト生地にアーモンドパウダーの入れ忘れ
・クッキー生地に塩を入れ忘れ
・カスタードにバターを入れ忘れ
・ジェラードにスキムミルクを入れ忘れ

などです。

塩を入れ忘れたからといって
失敗とまでいかなくても、
もっと美味しくできたのに!
という残念感は残ります。

分量変更で計算ミス

1.5倍で作るなど分量変更をしたときです。

元レシピを計算しながら計量する。

2つのことを同時にやろうとすると
集中力が落ちて、ミスに気付きにくくなります。

順番が違った

うろ覚えのまま、
レシピを読むことに頼っていると
起こりやすくなります。

仕上がりに影響しないならラッキーですが
お菓子は後から
修正がきかないものが多くあります。

タイミングが違った

見極めですね。

生地がこの状態になったら…
というタイミング。
お菓子の仕上がりは変わります。

ここぞ!という時を逃さないことが大事です。

1つできたら別のことが抜ける

一度失敗したところを
意識したら作った、上手くいった。

でも別のことが抜けて再び失敗。
なんてことありませんか?

このタイプの人は、経験上、
何かが抜けていしまうのを、
何度も繰り返す傾向にあります。

分かりやすいレシピの書き方3ステップ

視覚でパッと分かりやすい
レシピの書き方です。

A4コピー用紙などに手書きしています。

書くとき3スッテプ。

①レシピ(材料・分量)を書く。

量を変更したら計算して書き直します。

②加える順に上から並べる。

材料を加える順に並べかえる。

③注意事項・ポイントを端的に書く。

文章で長々書かない。
単語や動詞で端的に。

番号をふり、矢印で順番が分かるようにします。

すだちのジェラードのレシピで
実際に見ていきましょう

こう書く!すだちのジェラードレシピの書き方

上記のことをふまえて
視覚的に分かりやすく
書き直したものが、右です。

※詳しいレシピはこちらです

ライブでお見せすると
「分かりやすい!」とコメントいただきました。

左レシピでは、
すだち果汁を絞る下準備が先のため、
すだち果汁を上にしています。

ですが、加えるときは最後。
このような場合に
手書きで順番を書き換えます。

自分だけが分かれば良いので
「簡潔」で構いません。

レシピを書くなんて面倒では?

分かるけど、書き換えるなんて手間だわ~
なんて思っていませんか?

確かに面倒ですよね。

でも書くことでメリットがあります。

・「書く=要約」 手順が頭に入り要点が分かる。

・工程が複雑でもミスが起きにくい。

作業に集中できる。

・イメトレになる。

・論理的に考える力がつく。

ミスが減ると、材料を無駄にすることを防げるし
何より時間を節約できます。

習いっぱなしで放置してませんか?

学んだお菓子のメモを
習いっぱなしで放置してませんか?

先生の説明をなぐり書きしたメモは
清書しておかないと
もう一度同じものを作ろうとしたとき
見返しても、自分の字が解読できず、、
再現できません。

そのうち習ったことすら忘れます。

製菓学校に通っていた頃は
一言一句もらないようにメモしていました。

そして、記憶が薄れないうちに記録します。

動画レッスンが良いのは
何度でも止めながらメモできるところ。

だからこそ、落ち着いて
生地の状態、タイミングを
文字を読んでもリアルに映像が浮かぶ
レベルまで言葉にして
書き込んでおきましょう!

レシピは紙で保存しない

「紙で保存しないというのは
目からうろこでした。
なぜかレシピをデジタル化するという
考えが一切なかったです。
検索するのも楽になるし、
便利すぎますよね!!」

ライブでチラッと触れたところ
メッセージをいただきました。

私はタイプミスが多いので
誤字脱字チェクで印刷したり。
紙に書いたりもしますが、役目が終わると捨てます。

講座のレシピはクラウド上にあるので、
出先で確認して
生徒さんの質問にすぐ回答できます。

すべての方にこのやり方が合うとは
思いませんが、お菓子を仕事にしたい方には
メリットが多いです。

マンツーマンレッスンでは
オンラインでご相談も受けておりますし
必要ならアドバイスしています。

まとめ

お菓子づくりでうっかりミスを減らす
レシピの書き方は、
視覚的に分かりやすく手書きする。

手順は、
①レシピ(材料・分量)を書く。
②加える順に上から並べる。
③注意事項・ポイントを端的に書く。

ぜひ試してみてください!

この内容を動画でご覧になりたい方はこちらから

10/17  21:30~ 34回
ハピーツスイーツLIVEの録画です。

ルコルドンブルー時代の懐かしいレシピも
こっそりお見せしています^^

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プロフィール紹介
幸せつなぐパティシエ
とくもと さとこ

「趣味のお菓子づくりからプロの仕事に変える」
をコンセプトに
お菓子を仕事にしたい方向けのお菓子教室を運営。

製菓理論をしっかり身につけながら
「日本の地元素材を生かす」にフォーカスした
お菓子づくりを学ぶことで、

・オリジナルレシピ生み出すスキル
・失敗の原因を自分で解決するスキル
・安定した仕上がりの再現するスキル

を身につけます。

「売れるお菓子」を開発し、
お客さまに届けるまでをゴールにサポートしています。

お菓子教室18年目。
のべ3800人を指導してきた経験を生かし

特に「おひとりさまお菓子起業」を
目指す方へのサポートに力を入れています。

第2の人生を充実させたい方を応援します!

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