生クリームを泡立てていたら
泡立つ前にモロモロになってしまいました。
どうしてですか?
というご相談にお答えします。
実は原因が、意外なところにありました!
泡立てすぎたのではありません。
さて何でしょう?考えてみて下さいね。
オンラインレッスンのハプニング
ずいぶん前ですが、オンラインレッスンで
こんな出来事がありました。
生徒さんが計量された材料を出してきました。
冷蔵庫で冷やしておくんです。」
生クリームの正しい扱い方
はい、答えは分かりましたね!
生クリームがモロモロになった原因は
泡立てる温度が高かったからです。
今回のケースは、保存するときに室温に放置して
温度があがってしまったことが原因でした。
生クリームは、泡立てるときも、塗る作業をしているときも
常に氷水にあてて低温をキープします。
もし温度が上がってしまうと
泡立つのは早くなるのですが
ボソボソして黄色ぽく、しまりのない状態になります。
そして残念なことに
一度上がってしまった生クリームは
あとから、いくら冷やして泡立てたとしても
よい状態にはなりません。
素材については、マンツーマンの理論レッスンで
詳しくお伝えしています。
もしショートケーキにに塗る生クリームが
18℃に上がってしまったときは…
新しいものに取り換えてください。
温度の上がってしまった生クリームは、
ジャガイモのグラタンなどの料理や、
加熱するお菓子に使えますよ。
的確なアドバイスをもらうコツ
とびっくりすることがあります。
マンツーマンプランがいいのは
実習で「答え合わせ」ができることです。
判断材料がなく「泡立てすぎですね」となってしまいます。
詳しい状況の説明・工程ごとの写真・動画。
活用されている方には、
より具体的なアドバイスができています。
レシピや動画みても上手くいない方へ
ありがちなのは、レシピをよく読んでないケースです。
何かが抜けていた!と後から気づくこと多いです。
忘れないし、何もムダでないんですけどね。
でもできたら避けたいですよね。
作る前に、動画をしっかり見てメモして
お菓子を教えたい先生が心がけたいこと
記憶にとまらないことはよくあります。
だから、作ったあとにもレシピを見返して
一緒に確認する作業って大事だなと感じました。
心にとめておきたいのは
10のことを「伝えたつもり」でも
相手が受け取れる量が3だったりするし
実際に「伝わる」のとは違うということ。
生徒さんが失敗するのは、先生側の準備不足です。
…ということで、私も生クリームについては
動画でテロップを入れたり、レッスン前に確認しています。
色んなケースがあることを想定して
先まわりして注意喚起したり
ミスが起きない工夫が必要だなと思います。
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