NHK徳島 ひるどき徳島で
キウイを使った3層のグラスデザート
「マーブルキウイ」が
放送されました。
ご覧下さった皆さま
ありがとうございました!
上にのっているのは、キウイゼリー
アガーという凝固剤を使っています。
「アガーは使ったことありません。」
というお声を数人から頂きましたので
アガーについてお伝えします。
アガーはこんな特徴があります
・なめらかでプルプルした食感
・常温でかたまる
・無味無臭で透明感がある
*画像はNHK放送の番組HPよりお借りしています。
アガー(カラギーナン)の原材料って
何かご存知ですか?
海藻です!
寒天も海藻じゃない?と思った方、
同じ海藻でも原料の海藻が違うんですよ。
それが食感の違いにもつながっているんです。
キウイゼリーになぜアガーを使うの?
キウイゼリーにアガーを使うと、透明度アップ!
キウイの色がキレイに見えます。
もう1つは・・早く固まるから。
日常のお菓子づくりは、
なるべく時短にすませたい。
という方にも、嬉しい凝固剤です。
どれくらい早くかたまるかというと
冷蔵庫で10分くらい。
ゼラチンより断然早いでしょ?
しかも、常温で溶けないから、
気温が上がってきても、安心して持ち運びできます。
凝固剤選びでチェックしたい3つのポイント
講座でもお伝えしているのですが
チェックして欲しいポイントが
3つあります。
◆ 溶ける温度
◆ 固まる温度
◆ 固まったたものが溶ける温度
凝固剤によって全部違うんです。
これを理解することで
失敗を防げて、
仕上がりの完成度も変わります!
アガーは・・・
◆ 溶ける温度 90℃以上
◆ 固まる温度 40℃以下
◆ 固まったものが溶ける温度 70℃以上
ただ、アガーの原料の種類によって
温度・食感が若干変わりますので
製品によって幅があります。
ダマにしない!アガーの溶かし方
番組でもお伝えしていますが
溶かすときは
砂糖を一緒に混ぜることがポイント。
詳しい使い方は
NHK放送局の番組ホームページから
動画とレシピご覧になれます。
↓↓↓
暑い季節、ぜひアガーで作ってみてください。
お菓子づくりは科学。
知っているのと知らないのでは
仕上がりが違ってくることが、多くあります。
お菓子づくりのヒントになれば幸いです。
さて、もうすぐ、徳島発・生産者の顔がみえる
産直素材で本格フランス菓子
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