丸いスポンジに、ホイップクリームをはさみ、
フルーツなどを包んだオムレットケーキ。
パンケーキみたいに丸く薄く広げて
焼くレシピをよくみかけますね。
受講生さんから、スポンジ生地と同じ配合で
オムレットは作れますか?
という質問がありましたので、作れるか確かめてみました。
オムレットに適した生地とは?
スポンジ生地で作るメリット・デメリットについても検証します。
オムレットの配合を考えるポイント
オンライン講座のメニューでは、
春らんまん苺のネイキッドケーキを作っています。
そして今月のテーマは、スポンジ生地。
作った受講生さんから質問がありました。
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スポンジ生地が
おいしすぎたみたいで、
薄くカットしてオムレットを
作って!と家族にリクエストを
もらいました。
同じレシピのまま、
ロール生地みたいに巻けますか?
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![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2022/02/fc77239fda67fdc2f449680e4db3718d-500x416.jpg)
このスポンジ生地は、
長年の経験から見つけたノウハウを詰め込んだ、
コース生だけにお教えしている内容です。
「今までで一番おいしい、スポンジ生地ができました!」と
生徒さんが言ってくださるレシピです。
オムレットは一般的に、
薄焼きのスポンジ(ビスキュイ)で作ります。
薄焼きのスポンジ(ビスキュイ)で作ります。
厚焼きスポンジ生地(ジェノワーズ)でも同様に
作れるのか試してみました。
ジェノワーズでつくるオムレットケーキ
出来上がったのがコチラの写真です!
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2022/03/a0b6eb93a3371cf5a47aa794f68ce223-1-500x376.jpg)
講座のスポンジ生地は
しっとりふんわり、柔軟性もあったので
しっとりふんわり、柔軟性もあったので
そのままのレシピで、問題なく巻けました!
ただ、配合にもよりますし、
市販のポンジ生地だと柔軟性が少なめなので
割れることも考えられます。
市販のポンジ生地だと柔軟性が少なめなので
割れることも考えられます。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2022/03/3260a37ec0af8b3bf3ee363f4f15df2b-1-500x281.jpg)
画像は、ジェノワーズとホイップクリームを桜風味にアレンジ。
もう1つは、プレーンなジェノワーズに
抹茶のホイップクリームを絞っています。
上にのっているのは、秋に作ったグリーンレモンのコンフィ。
本当においしいジェノワーズが作れたら、
こういうアレンジも自在にできるようになります。
こういうアレンジも自在にできるようになります。
オムレットをジェノワーズで作るメリット
オムレットは、一般的に別立てのビスキュイで作りますが
ジェノワーズで作る良さは3つあります。
厚み・形が整う
今回は1㎝厚さにスライスしました。
ビスキュイは絞ったり広げると、厚みにムラできますが、
ジェノワーズは厚みを均等にできます。
丸型は直径も整いますね。
余った生地を使いきる。
ジェノワーズが余ったときの消費手段になる。
余ったスポンジを薄くスライスして
冷凍保存してる人は多いと思います。
ホイップクリーム・フルーツとの調和
ソフトな弾力と一体になる口溶けは、ジェノワーズならでは。
ショートケーキはよいしょがいる~ってときも
手軽に作れます。
手軽に作れます。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2022/02/0bd3a48c40a4894a3330e1d0fe6885e0-500x334.jpg)
オムレットをジェノワーズで作るデメリット
次にデメリットです。
焼き時間が長く冷めにくい。
ビスキュイは焼成10分とかかりませんし
あっという間に冷めます。
ジェノワーズは25分以上はかかりますし
冷ますのも時間がかかります。
生地のスライスが苦手
薄くなったり、ボロボロになったり…。
苦手意識のある方は、ビスキュイの方が気楽かも。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_7944-500x281.jpg)
お菓子に合わせたスポンジをつくる
スポンジ生地にも色んな配合がありますが
ベースとなる基本を知ると、アレンジは無限大!!
実は、桜風味のスポンジ生地は
一部を米粉に置き換えてみました。
小麦粉のソフトな弾力とはまた違う、存在感のある
食感になって生地がしっとり。
オムレットケーキのように「柔軟性がある」生地が
必要なとき、どのように配合を考えるのか?
必要なとき、どのように配合を考えるのか?
製菓理論の土台があれば、
自分でレシピを考えられるようになります。
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動画でご覧になりたい方はコチラ
ジェノワーズで作ったオムレット
1分動画でご覧ください。
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