カスタードクリーム5つのアレンジ方法をお伝えします。
基本のカスタードがつくれるようになれば
いろんなお菓子に応用できます。
材料そのものを変える方法もあるけれど
もっと手軽に、完成したカスタードに
何かをプラスして変化をつけたいときのレシピを紹介します。
前の記事、「食中毒対策その1」「洋酒でアレンジするその2」
に続いてカスタードクリームをテーマにとりあげて
3回シリーズでお届けしています。
カスタードをチョコレート味にする
カスタードが炊きあがったところに、
刻んだチョコレートを加えて溶かし込みます。
チョコレートの油脂が入るので
バターは省いてOK。
チョコレートはカカオ分が高い、ビターなものがおすすめ。
カカオの風味をしっかり感じます。
和モダンフランス菓子の講座の、カスタードクリーム
1単位に対して、チョコレート60gです。
(*分量は参考まで。受講生向けに目安をのせておきます。)
カスタードをピスタチオ味にする
ピスタチオペーストを加える。
加えるタイミングは、チョコレートと同様です。
バターの代わりにピスタチオペーストを
加えて溶かします。
(受講生向け:ピスタチオペースト60g)
カスタードをゴマ味にする
炊きあがりに、胡麻ペーストを加えます。
混ぜ戻すときに後から加えても大丈夫です。
黒、白どちらのペーストでもよいですが
黒ゴマの方が視覚的に分かりやすいですね。
ゴマも油脂が含まれるのでバターは省きます。
(受講生向け:胡麻ペースト30g)
カスタードをコーヒー味にする
インスタントコーヒーを、少量の牛乳で溶きます。
カスタードに混ぜ込んでください。
牛乳がないときは湯でも構いません。
お持ちなら、トラブリカフェエキストラを加えてもOKです。
(受講生向け:インスタント粉末コーヒー5g)
カスタードを抹茶味にする
抹茶を茶こしでふるい、水を加えて
ミニホイッパーや茶せんで溶きます。
炊きあがる直前に加えて1分ほど煮るとよいです。
(受講生向け:抹茶8g+水40g)
カスタードをそのまま単体で使うことは少ないので、
味を変えたあと、生クリームを加えるなどして
完成させて下さいね。
カスタードクリームの基礎がマスターできていれば
どんな味にアレンジしても、おいしいはずです。
基礎があやふやなら、
一度きちんと理論から学んでおけば一生もの。
作りたいお菓子に合わせたカスタマイズのやり方、
他パーツとのバランスのとり方など
アドバイスさせていただいています。
カスタードクリームの5つのアレンジ方法でした。
お菓子づくりの参考になれば幸いです。