カスタードクリームに合う洋酒は?簡単にアレンジする方法【その2】

受講生からの質問にお答え

カスタードクリームを
簡単にアレンジする方法をお伝えします。

プレーンもいいけど、気分を変えて味を変化させたい
ときってありませんか?

材料から変化させる方法もありますが
今回は、出来上がったカスタードに、
何かをプラスするだけで、変化をつける方法を2回に分けて紹介します。

今回は、洋酒で変化をつける方法、カスタードに合う洋酒、
加えるタイミング、お菓子に洋酒を加える効果、注意点に
ついて解説します。

カス―タードクリームに洋酒を加える

1つ目は『洋酒を加える』です。

お酒は、少量加えるだけで
風味に変化をつけて、印象を変えることができます。

カスタードクリームに合う洋酒といえば
何が浮かびますか?

私もそうですが、一般的には
ラム酒、キルシュ、ブランデー、コアントロー
この4つを使うことが多いです。

ラム酒

サトウキビを原料にした蒸留酒です。
サトウキビの搾り汁を煮詰めて砂糖を除いたあとに残った
糖蜜や搾り汁そのもに水を加えて発酵、蒸留してつくられます。

カスタードクリームでも定番です。

キルシュ

さくらんぼから造られる果実系のブランデーです。
果肉をしぼって蒸留し、シロップをくわえた無色透明のものと
スピリッツにさくらんぼを漬け込んで、香味や色を溶け出させた
赤色の『チェリーマルニエ』に代表さるものと2タイプあります。

ブランデー

一般的に「ブランデー」と呼ばれるのは、ぶどうから造られたもの。
アルコール度の高いお酒です。
ぶどう以外だと、フルーツブランデーと呼ばれます。

「コニャック」や「アルマニャック」はお菓子づくりで
よく使われる有名なブランデーです。
V.0 V.S.O V.Sとなどの、熟成によるランク分けがあります。

コアントロー

オレンジの果皮を使うリキュールをキュラソーとよびます。
コアントローに代表されるような無色透明のリキュールを
ホワイトキュラソーといいます。

画像は、オレンジキュラソーで色が琥珀色のものです。
ブランデーを配合して樽熟成させていますのでコクがあります。

個人的は、こちらの2つも好きで
カスタードに合わせることがあります。

ディタ

楊貴妃も愛したというライチを原料に作られたお酒です。
上品で華やかな香りがして、どこかエキゾチック。
無色透明のものが多いですが、薄い琥珀色のものもあります。
冷菓子につかうと個性的になります。

ソミュール トリプルセック

世界最古のトリプルセック(ホワイトキュラソーの別称)です。
苦みが少なくて爽やかな香り。
カスタードに使うとキレにある感じになります。

洋酒を入れるタイミング

カスタードクリームが、炊きあがってすぐでもよいし、
冷やして固まったものを
ほぐして使うときに、加えてもOKです。

洋酒を何を選ぶ?

プレーンのシュークリームのように
カスタード単体で味わうお菓子の場合は
私は洋酒を基本的には入れません。

加えるときは、カスタードと一緒に使う、
フルーツなどの素材に合わせて洋酒を選んでいます。

例えば、オレンジをのせるタルトの場合
カスタードに、柑橘系の洋酒を合わせると
フルーツの風味を引き立てます。

具体的には、コアントローや、グランマルニエ
ソミュール、マンダリンなどがあります。

要する、フルーツとのつなぎみたいな役割です。

お菓子づくりに洋酒を使う4つの効果

カスタードクリームもそうですが、
お菓子に洋酒を加えると4つの効果が期待できます。

①素材の個性を引き出したり香りを補強してくれます。

②クリームの甘さを抑えてキレをよくする

③粉っぽさや油っぽさをやわらげる。

④保存性が向上することもある。
「こともある」としたのは、今回は詳しくふれませんが
ボンボンショコラなどは賛否が分かれるからです。

洋酒を加えるときに注意したいこと

量に注意しましょう!

20代のころ、とあるお菓子屋さんの
プレーンなシュークリームを買ったときのこと。

何か変わったフレバーでも入っているのか?
違和感と感じるほど、
甘~い香りが鼻についたことがあります。
おそらく、果実系のリキュールだと思うのですが。

入れすぎると逆効果になるな~と感じたことがあります。

レシピに書いてある量はあくまでも目安。
製造元が違えば、風味も製法もちがいますので。

好みの洋酒や使用量を見つけると
お菓子の幅がもっと広がります!
カスタードクリームに加えて、変化を楽しんでみてくださいね。

 

次の記事では、味を簡単に変えてアレンジする方法をお伝えします。

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