お菓子づくりでオーブンを予熱するとき 天板は入れる?入れない?

受講生の質問Q&A

お菓子をオーブンで焼くときの天板の予熱について
質問がありました。

*********************

お菓子を焼くときに、オーブンを〇℃で予熱するとありますが
その際に天板も入れますか?
それとも外に出しておきますか?

*********************

という内容にお答えします。
お菓子によりますので、入れる場合と入れない場合について解説します。

天板を入れてオーブンを予熱する場合

パウンドケーキのように、型に生地を流し入れて
後から運べるお菓子は、
あらかじめ天板を予熱しておきます。
 
例えば、ロールケーキも別のロールケーキ天板に生地を流すので
余熱しておいた天板の上に、ロールケーキ天板を置きます。
 
熱い天板に型を置いた方が、底からの熱が、
はじめからしっかり伝わりますので、しっかり焼くことができるからです。
 
 
「最初から熱い天板の上にのせて焼く」のと
「冷たい状態から、徐々に温まっていくの」では、
底からの熱の入り方が、全く変わります!

 
家庭用のオーブンで庫内が小さめだと、下火が弱いことが多いです。
天板も入れて予熱することで底も火が通りやすくなります。
 

天板は入れずにオーブンを予熱する場合

クッキー生地のように、直接天板にオーブンシートを敷いて
並べるお菓子の場合は、
熱々の天板に並べるわけにいきませんよね?

直接絞る、シュー生地も同じです。

余熱なしの天板に、クッキー生地に並べてから、
オーブンに入れて構いません。

その場合は、温度が一時的にグッと下がります。

それを見越して、オーブンの予熱温度を、
焼く温度より、20℃くらい高めに設定するのがコツです。

 
「焼き」に関する相談は多くてオーブンによっても違うからこそ
難しいし所だと思います。

基本的な知識は、ブログや動画で紹介しています。
他の記事もぜひ参考にしてみて下さいね。
 
それでも自分の場合、どうなのか確信がもてないときは
オンライン講座を受講いただくと、アドバイスいたします。

動画でご覧になりた方はコチラ

お菓子を教えたい教室の先生に向けて、
作業の中の疑問点をクリアにして、
自分で流れをつくり、迷わずに作れるようになる、
マンツーマンレッスン開催しています。

徳島の特産素材=日本の素材をいかす
「和」×「フランス菓子」の和モダンフランス菓子

オンライン講座の詳細はこちらから。
https://onlinelesson-atelier-s-liaison.com/?blog

 
LINEで特典を受け取る

メルマガを読む

お菓子づくりの仕事をしたい方向けのお役立ち情報、最新のレッスン案内、メルマガ読者のみの特典をお届けしています。

メルマガを読む

プロフィール
お菓子づくりのプロを育てる専門家
とくもと さとこ

お菓子教室Atelier S Liaison(2006年開業)主宰
のべ3800人以上を指導
地元素材を使った「和モダンフランス菓子」
お菓子のプロを目指す方に
製菓理論とお菓子の基礎を学べる講座を提供
動画教材制作クリエイター

とくもと さとこをフォローする
受講生の質問Q&A製菓理論
お菓子づくりのプロを育てる専門家 オンラインお菓子教室 アトリエ エス リエゾン
error:
タイトルとURLをコピーしました