お菓子づくりに最適なゴムベラ選び方 おすすめ商品をパティシエが解説

製菓道具
お菓子づくりに欠かせない製菓道具、ゴムベラ。
パティシェがプロ目線で、選び方のポイント
おすすめメーカーを紹介します。

お菓子づくりに最適なゴムベラの選び方3ポイント

作業のしやすさや、仕上がりの美しさにかかわってくるのが製菓道具。
ゴムベラ選びで、押さえたい共通ポイント3つをお伝えします。

耐熱タイプ

シリコン製で、耐熱温度200℃以上を選べば間違いありません。
カスタードクリームを炊くときもそうですが。
鍋で加熱しながら混ぜるシーンが多いお菓子づくりでは
耐熱じゃないと、溶けたり変形します。
シリコン製の耐熱温度は、200~300℃です。
メーカー別ゴムべら耐熱温度
霜鳥製作所:260℃
マトファー社:260℃
タイガークラウン:204℃
ブランアソシエソウスパチュラ:280℃
ミニシリコンゴムベラ:200℃
となっていました。
注意したいのは、素材によって耐熱温度が異なる点です。
ポリエチレン製、ポリプロピレン製だと
100℃以下
が多いため
加熱するお菓子づくりには不向きです。

一体型

持ち手の部分と、ヘッドの部分が
一体型で、つながっているものが衛生的です。
持ち手が木製のものを使ったことがありますが、
時間とともに、着脱部分が黒ずんできます。
業務用として、実用性とか衛生面を優先されるなら、
一体型がおすすめです。

かたさと弾力

基本的には、コシがあって芯がしっかりしているものを選びます。
中心に、金属芯が入っているものが
適度なかたさがあり、力を入れて混ぜやすいです。
かた過ぎるとボウルに沿いづらく。
やわらか過ぎると、混ぜにくいと感じます。
この辺は作るお菓子の種類や、
人によって考え方が異なるところ。
しなりのよいゴムベラにこだわって
愛用されている方もいますので。
自分自身が使いやすいものでよいと思います。

ゴムベラは大・小 用意する

ゴムベラは、大小あった方が便利です。

はちみつなど、小さな容器に計量して加えるとき、
容器に材料が付着していませんか?

家庭で少量で作るときは
1~2gでも影響がでやすくなります。
小さなゴムベラを使って全量入れましょう。
弾力が強いものと、しなりがよいものの
2種類を使い分けています。
小さい容器で、生地を練るときは
かためのヘラが便利です。

パティシエおすすめの大きなゴムべら

3つのポイントを踏まえた商品で、
愛用しているゴムベラを紹介します。

霜鳥製作所 シリコン モノクリーナー B-011

最もおすすめです!
理由は、ヘッドに段差がなくフラットだから。
ボウルのふちに生地をこすりつけて切るとき
最小限の手数でぬぐえます。

タイガークラウン ウィズ シリコンゴムベラ

持ち手に、cake Landとあるのが目印。
ゴムベラと言えばコレ!
というほど定番のロングセラーです。

マトファ耐熱スパテラ113724

フランスで「プロのための道具」を作っている
製菓・調理道具メーカーです。
持ち手は赤ですが一体型で、しなり具合がよいです。

パティシエおすすめの小さなゴムベラ

小回りのきく、小さなゴムベラ。
愛用しているものをご紹介します。

ブランアソシエSOソウ スパチュラ

グッドデザイン賞を受賞されています。
先端が薄く、大変しなりがよいので
ボウルにこびりつた素材をキレイにぬぐえます。

ミニシリコンゴムベラ

富澤商店さんで購入しました。
真ん中にステンレスのスチールが通ってるので、
固い生地も混ぜやすく、オールマイティに使えます。

無印良品 シリコーンジャムスプーン 約長さ19cm

先が細いので、細いビンに入った材料を
キレイにぬぐえます。
無印良品のシリコン製商品はどれも優秀で
愛用しています。

プロはなぜ色付きゴムベラを選ぶのか?

製造の現場では、青などの色付きのゴムベラが使われます。
なぜでしょう?
画像をご覧ください。
シリコンって長年使用していると欠けてきます。
例えば、フードプロセッサーで飛び散った生地を
ぬぐいとるとき、刃にあたって、
シリコンが切れたり。
白だと欠けても気づけないことがあります。
生地に入って異物混入になってしまう。
青・赤・黄などの目立つ色だと気づきやすいですね。
同様の理由から、プロの現場では
ブルーラップや、青い手袋が使われます。
お菓子を販売するなら「色付き」の選択肢もあります。
ライブでお話したらコメントをいただきました。

カラフルなゴムべらの意味や、青いラップ、青い手袋で
異物混入がわかるというのは本当に目からウロコです。
ゴムベラの使い方、とても参考になり勉強になりました。

ゴムベラの役割

混ぜる、とひと口にいっても、いろんな混ぜ方があります。
ゴムベラを使った、代表的な混ぜ方をご紹介します。

切るように混ぜる

クッキー生地などに使われます。
小麦粉のグルテンを発生させさないめに切るように混ぜます。

すり混ぜる

ボウルの底をこするように混ぜる方法です。
材料をよく混ぜ合わるときに使います。

さっくり混ぜる

粘りを出さないように混ぜます。
小麦粉を使う生地は、練ってしまうと
グルテンがはたらき、食感がかたくなります。

底からもちあげるように混ぜる

スポンジ生地などの気泡をつぶさないように混ぜるときに
使う表現です。Jの字を描くように、
底から生地を掘り起こすように持ち上げます。

押すように混ぜる

ゴムベラの先端がしなるくらい、圧力をかけて混ぜます。
クリームチーズをやわらかくするときを、
イメージしてみてください。

ムラなく混ぜる

泡立て器で混ぜたあと、最後はゴムベラに持ちかえて
ムラがないように混ぜます。

目的にあった混ぜ方をする

代表的な混ぜ方を上げてみましたが、
混ぜ方1つとっても奥が深いです。
オンライン講座のマンツーマンレッスンでは
まずは自分で答えを出していただき、
なぜそう考えたのか?
私ならどう考えるか?
答え合わせしながら理解を深めていきます。

クッキーをサックリ混ぜるのはなぜ?

グルテンを出さないため?合ってますか?

そうですね。グルテンが発生すると
クッキーにどんなことが起こりますか?

えっと、何だろう…?

自分で考えて答えを出せるように進めています。

まとめ

お菓子づくりに最適なゴムべら選び3ポイント
 耐熱タイプ:耐熱温度200℃以上のシリコン製
 一体型:持ち手とヘッドが一体だと衛生的
 かたさと弾力:コシがあり芯がしっかりしている
パティシエおすすめゴムベラ
《大きなゴムベラ》
 霜鳥製作所 シリコン モノクリーナー B-011
 タイガークラウン ウィズ シリコンゴムベラ
 マトファ耐熱スパテラ

《小さなゴムベラ》
 ブランアソシエSOスパチュラ
 ミニシリコンゴムベラ(富澤商店)
 無印良品 シリコーンジャムスプーン 約長さ19cm
プロの現場では異物混入防止のため
青などの色付きゴムベラを使用

動画でご覧になりたい方はこちらから

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ゴムベラの役割
ゴムベラの選び3つのポイント
おすすめメーカー の順にお話ししています。
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プロフィール紹介
幸せつなぐパティシエ
とくもと さとこ

「趣味のお菓子づくりからプロの仕事に変える」
をコンセプトに
お菓子を仕事にしたい方向けのお菓子教室を運営。

製菓理論をしっかり身につけながら
「日本の地元素材を生かす」にフォーカスした
お菓子づくりを学ぶことで、

・オリジナルレシピ生み出すスキル
・失敗の原因を自分で解決するスキル
・安定した仕上がりの再現するスキル

を身につけます。

「売れるお菓子」を開発し、
お客さまに届けるまでをゴールにサポートしています。

お菓子教室18年目。
のべ3800人を指導してきた経験を生かし

特に「おひとりさまお菓子起業」を
目指す方へのサポートに力を入れています。

第2の人生を充実させたい方を応援します!

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