生クリームを泡立てていたら
泡立つ前にモロモロになってしまいました。
どうしてですか?
というご相談にお答えします。
実は原因が、意外なところにありました!
泡立てすぎたのではありません。
さて何でしょう?考えてみて下さいね。
オンラインレッスンのハプニング
ずいぶん前ですが、オンラインレッスンで
こんな出来事がありました。
生徒さんが計量された材料を出してきました。
冷蔵庫で冷やしておくんです。」
![](https://atelier-s-liaison.com/wdps/wp-content/uploads/2021/03/7555854641a1c61412724bd6afbd3f11-1024x576.png)
生クリームの正しい扱い方
はい、答えは分かりましたね!
生クリームがモロモロになった原因は
泡立てる温度が高かったからです。
今回のケースは、保存するときに室温に放置して
温度があがってしまったことが原因でした。
生クリームは、泡立てるときも、塗る作業をしているときも
常に氷水にあてて低温をキープします。
もし温度が上がってしまうと
泡立つのは早くなるのですが
ボソボソして黄色ぽく、しまりのない状態になります。
そして残念なことに
一度上がってしまった生クリームは
あとから、いくら冷やして泡立てたとしても
よい状態にはなりません。
素材については、マンツーマンの理論レッスンで
詳しくお伝えしています。
もしショートケーキにに塗る生クリームが
18℃に上がってしまったときは…
新しいものに取り換えてください。
温度の上がってしまった生クリームは、
ジャガイモのグラタンなどの料理や、
加熱するお菓子に使えますよ。
的確なアドバイスをもらうコツ
とびっくりすることがあります。
マンツーマンプランがいいのは
実習で「答え合わせ」ができることです。
判断材料がなく「泡立てすぎですね」となってしまいます。
詳しい状況の説明・工程ごとの写真・動画。
活用されている方には、
より具体的なアドバイスができています。
![](https://atelier-s-liaison.com/wdps/wp-content/uploads/2021/07/3546746_m-1024x683.jpg)
レシピや動画みても上手くいない方へ
ありがちなのは、レシピをよく読んでないケースです。
何かが抜けていた!と後から気づくこと多いです。
忘れないし、何もムダでないんですけどね。
でもできたら避けたいですよね。
作る前に、動画をしっかり見てメモして
![](https://atelier-s-liaison.com/wdps/wp-content/uploads/2022/03/297cbafccefbdc6d12d6a28bf06249dc-1024x576.jpg)
お菓子を教えたい先生が心がけたいこと
記憶にとまらないことはよくあります。
だから、作ったあとにもレシピを見返して
一緒に確認する作業って大事だなと感じました。
心にとめておきたいのは
10のことを「伝えたつもり」でも
相手が受け取れる量が3だったりするし
実際に「伝わる」のとは違うということ。
生徒さんが失敗するのは、先生側の準備不足です。
…ということで、私も生クリームについては
動画でテロップを入れたり、レッスン前に確認しています。
色んなケースがあることを想定して
先まわりして注意喚起したり
ミスが起きない工夫が必要だなと思います。
動画でご覧になりたい方はコチラ
パリでも買えない「和モダンフランス菓子」
徳島特産品と、材料セットの配送つきオンラインレッスンは
動画で好きなときに気軽に学べる、動画プラン
お菓子をおしえて3年以内の先生や
お菓子をシゴトにしたい方のための
製菓理論を学べるマンツーマンプランがございます。
オンライン講座の詳細こちらから。