フランス菓子カヌレは、なぜみつろうを使うの?みつろう作りを体験!

お菓子作りのコツ
外はカリッ、中はもっちっとしたカヌレ
フランスのボルドー地方に古くから伝わるフランス伝統菓子です。
 
 
縦溝のついたカヌレ型で、
表面が黒くなるまでしっかり焼かれた外見は
小さいながらインパクトがありますね!
 
 
みつろうをどうするかと言うと…
カヌレ型に塗るんです!
 
 
なぜ、カヌレにみつろうを使うの?
 
みつろうを塗るとどうなるの?
 
養蜂家さんを訪ねて体験した、みつろう作りと、みつろう活用の知恵。
 
日本みつばちと、西洋みつばちの違い
などについてもご紹介します。
 
 
 
 

スイーツの罪悪感からサヨナラ!
身体にやさしいお菓子作りのレパートリーが増える
「ごきげんスイーツ教室」

ごきげんスイーツコンシェルジュ
とくもとさとこ です。

 

カヌレにみつろうを使うとどうなるの?

焼き上がりの表面が、バリッとした食感になって、独特のツヤ感が出ます!
 
 
でもね、お家で作る時は
はちみつや、バターを塗るのが主流です。
 
 
私は、お菓子教室のレッスンで一時期
使っていたことがあるのですが、今は使いません。
 
 
なぜって、扱いが面倒だから!!
 
 
作業性もありますが
みつろう=ロウを摂取することが
身体にどんな影響があるのか?という部分で
明確でないのも、控えている理由です。
 
 
 
では、どのように使うか説明しますと。
溶かしたみつろうを、
熱々のカヌレ型に流し込み、
表面に、薄いみつろうの膜を作るのです。
 
この作業によって、型離れも良くなります。

 
しかし、想像つくと思いますが、要するにロウなわけで。

やけどの心配もあり、飛び散ると掃除に苦労します。
 
みつろうを一旦溶かすと、容器にこびりつくため
容器、器具すべて、他のものに使えなくなりました。。
 
 
それでも、カヌレはみつろうでなくっちゃ!と
こだわる方も、いらっしゃるので
その辺の判断は、人それぞれになると思います。
 
 

なぜカヌレにみつろうが使われるのか?

ではなぜ、こんなにも扱いが面倒なみつろうを
使うようになったのでしょうか?
 
気になったので、調べてみますと・・
カヌレは、一説には、修道院で生まれたと伝えられています。
 
 
 
修道院では、よく蜂を飼っていて、
はちみつや、みつろうを作っていたそうです。
 
 
そんな蜂と暮らす生活の中で、はちみつを使った、
多くのお菓子が、修道院から生まれています。

なので、蜂の巣が材料になるみつろうが
カヌレに使われたのも、自然なことに思います。

生活の知恵だったのでしょうね。
 
 
私が聞いた話では
日本では昔、教会でキャンドルが作られていて
はちみつをとるよりも、教会を中心に
キャンドル作りでみつろうが広がっていったそうです。
 
 

みつろうって、どうやって作っているの?保存方法

 
淡路島で宿泊施設を営みながら
日本みつばちと暮らす、草地家さんで
みつろう作りを体験してきました!
 
 
画像がリアルですね~
 
みつろうとは、蜂の巣を精製したものなんです。
 
蜂の巣の、ゴミや不純物を取り除くために、
蜂の巣に水を加えて溶かし、こす作業を
数回繰り返すことで、みつろうが出来上がります。
 
 
 
 
当日は、最終段階の、水に溶かしてこす作業を体験させてもらいました。
 
溶かしている時は、油と水が分離した状態。
みつろうは融点が低いので、ぐつぐつ煮立てないように注意します。
 
 
 
竹の容器に、こし入れて、
動かさずにしばらく置いておくと固まります。
 
 
 
何度も作業を繰り返すと、
不純物がとれてキレイになりそう!
な気がしますが・・

溶かす回数は、できるだけ少ない方が良いとのこと。

 
 
 
 
青竹をナタで割ると、中から鮮やかな黄色の
みつろうが出てきた時は、感激でした!
 
鼻を近付けると、ほんのりとはちみつの香りがします。
 
出来上がったみつろうは、水分が付いているとカビの原因になるので
よく乾燥させます。
 
空気や直射日光も苦手。
飾っていると、美しい黄色が、白っぽく変色してしまうので
袋に入れて密封し、冷暗所で保存しています。
 
 
 
 
蜂が、蜂の巣=ロウを作るためには、
その10倍量のハチミツを食べると言われています。
 
1つの巣箱からとれる蜂の巣は、500~600g
500gの蜂の巣からは、200g程のみつろうがとれるそうです。
 
 
そう考えると、ひとカケラのみつろうに、
どれだけの蜂の労力がかかっているか、
想像するだけで、すごいですね。
 
自然の恵みへの感謝の気持がわきあがります。
 
 

日本ミツバチの特徴と、はちみつの入手方法。

日本ミツバチと、西洋ミツバチってどう違うの?
 
日本ミツバチは、木の隙間に巣をつくったり
もともと自然の中で、日本に昔から生息いているミツバチだそうです。
 
 
写真を見せてもらいましたが
黄色くて、身体の大きな西洋ミツバチと比べて
日本ミツバチは、身体は小さくて色も違いました。
 
 
巣箱も違います。

西洋ミツバチが、規格が決まって、形が同じ巣箱を使うのに対して
日本ミツバチは、巣箱を手作りされることが、ほとんどだそうです。

 
 
カタチもサイズも養蜂家さんによって違う。
 
代々受け継がれてきたカタチだったり、工夫を加えられています。
 
 
 
 
ただ、日本ミツバチのはちみつが、
市場に出回ることは、少ないと言われています。
 
 
一般的に流通しているはちみつは
ほとんどが西洋ミツバチのもの。
アカシアとか、れんげとか、ほぼすべてそうです。
 
 
手に入れる方法は、田舎に行く! 笑
 
日本ミツバチの養蜂家さんや、
趣味で養蜂されている方もいらっしゃるので
産直市や、道の駅、知り合いの方を通じて
頂ける機会が多いのです。
 
日本ミツバチのみつろうは、さらに入手が難しくなります。

西洋ミツバチのみつろうに中に、
ダニの薬や、抗生物質が残留していている可能性は
ゼロではありませんし、見分けようがありませんので。

信頼できる養蜂家さんから、分けてもらうのが一番安心かと思います。

 
 

みつろうは活用法がいっぱい!スキンケアクリーム作り

みつろうで、スキンケアクリームが作れます!
ハンドクリームやリップクリームとして使えて実用的。
 
 
信頼できる養蜂家さんから、みつろうが入手できると
100%天然素材で安心!

このたび、アロマセラピストの坂下典子さんから
作り方を教わってきました。

 
 
 
作り方は、ネットでもたくさん紹介されているので、検索してみて下さい。
 
お好みのオイルと、精油を数滴加えると
天然成分100%の、ステキな香りのクリームができますよ!
 
 
 
この時は、手作りのヨモギオイルを使いました。
 
私は昔、ホホバオイルを混ぜて作っていましたが
ベタつきが少なくて、良かった記憶があります。
 
今度は、ココナッツオイルで作ってみようと思います。
 
 
その他、みつろうは様々な特性があります。
 
・撥水・防水効果。空気は通すけれど、水は通さない。
・乳化作用。油と混ざりやすい。
・抗菌、殺菌作用。
・保湿効果があり、お肌のうるおいを保つ。
・冬場、静電気を防いてくれる。
 
 
これ、全部みつろうの効果!
 
 
 
 
草地家さんの、建物の天井や床は
みつろうワックスが塗られていました。
 
木材に塗ると、撥水・防水効果があり
呼吸を妨げないので、ツヤが出るそうです。
 
 
 
養蜂家さんを訪ねて分かった
みつろうや、はちみつのこと、いかがだったでしょうか?
 
 
ごきげんスイーツでも、甘味料としてよく使うはちみつ。
そして、カヌレに使うみつろうが、
どのように作られているのか知る体験は興味深く。
材料への敬意の念もわいてきます。
 
 
 
ちなみにカヌレは、小麦粉を使いますが
米粉で作っても美味しいのですよ~
 
 
 
 
 
ごきげんスイーツ1Day体験レッスンでは
米粉の絹ロールをご紹介しています。
 
たった1日で、米粉の知識とロールケーキのコツが
学べるレッスンです。

 

レッスン日程追加しました!

開催日

11月3日(日)
11月14日(木)
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11月24日(日)
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