録画を忘れたZoomセミナー…そこで実感した、動画の本当の役割

オンラインレッスンセミナーを開催して、
「もし録画ができなかったら？」と考えたことはありますか？

レッスンのアーカイブを生徒さんに提供するために録画することはよくありますが、
万が一、録画が残っていなかったら…
先日、まさにその状況に直面しました。

ですが、事前に準備していた動画のおかげで、
スムーズに対応することができました。

この経験から、動画の本当の役割を実感したので得た気づきをシェアします。

Zoomセミナーの録画がない？思わぬトラブル

動画教材制作講座の、Zoomのグループレッスンでのこと。
アーカイブをシェアしようと思ったら
「まさか録画できて…ない！？」

変換中などで表示されてないだけであって欲しいと願い、
Zoomのレコーディングを探しても、やっぱりありません。

約3時間のセミナーの録画がない…！
と分かったときは「やってしまった～」と、ガックリ。
力が抜けました。

でも、数分後には気持ちを切り替え、
同じ講義をして再度Zoomで録画。
そして翌日には、アーカイブを届けることができたのです。

受講生さんからこんなメッセージが届きました。

遅くまでありがとうございました。
お陰様で色々な不明点が解決しました！
またアーカイブを改めて録画してくださり、
さらにフォローアップも追加してくださり、
さとこ先生の真摯な姿勢にただただ感動です。

温かいメッセージに、気持ちが、ふわっと軽くなった気がしました。

約3時間のセミナー。
今回なぜ、すぐに再度録画を作れたのか？

実はセミナーでは、講義の途中で事前に撮影した動画を
交えながら進めていました。

講義→動画→講義→動画…のような形です。

具体的には…

「スマホで撮影した動画をＰＣへ移す方法」の動画３本
「背景ボードの活用法」の動画１本

これらは、スライドを見せて口頭で伝えるより
あらかじめ作っておいた動画の方が
無駄がなく分かりやすいです。

つまり、講義の半分が動画だったため、
再録画は講義の解説部分だけで済みました。

せっかくなので、ただ撮り直すだけではなく、
思い出せる質問はQ＆Aにしてコンパクトに整理して答えました。

残念なのは、生徒さんとのやりとりが残ってないことです。
ですが、セミナー自体の内容は再現できたわけです。

さらに、別日程でフォローアップの時間を設けることにしました。

今回、撮り直しがスムーズにできたのは、
あらかじめ動画を用意していたからでした。

もし、動画を準備してなくて一から再収録となれば、
パソコン画面を見せながら、操作を伝えなければならず
かなりの時間がかかったと思います。

ここで考えたいのが「動画の使い方」です。

「レッスンで動画教材をただ流すだけで進めると楽だ」
と思うかもしれません。

でも、それならYouTubeを見ているのと変わらないですよね。
動画はあくまでも補助的な役割。

スライドの講義よりも、動画でお見せした方が10倍伝わる！
と思うときは、動画を活用します。

Zoomのオンラインセミナー中に動画を見せつつ
解説することで、より理解が深まります。

動画は「効率化」とか「先生が楽をする」という
点が強調されることが多いですが、
今回の出来事で改めて感じたのは、
生徒さんのためになる、ということ。

事前に作った動画があったおかげで、参加できなかった方から
「すぐにアーカイブを見れて助かりました」と
メッセージをいただけました。

もしものトラブルがあったときにも
動画教材を作ることができたらカバーできます。

私の講座では、オンラインレッスンとは別に
動画教材があり、自主学習ですべて学べるようにしています。

なので、参加できない方も自分のペースで進められます。

あなたのレッスンやサービスでは、動画を活用していますか？

もし、あなたのZoomレッスンが録画できなかったら…
生徒さんが困らないような仕組みは、できていますか？

受講者にとって「本当に学びやすい環境」になっているか、
見直してみるのもいいかもしれません。

動画教材クリエイター講座では、
手作業を伝える動画教材に特化した内容が学べます。
現在、1期生の皆さんが取り組んでいます。

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