徳島素材 天空の山茶の茶摘みに参加してきました

徳島特産素材

徳島素材を使った和モダンフランス菓子の講座で、
使わせていただいてる
平松茶園さんの幻のお茶「天空の山茶」

今年も茶摘みに参加してきました。
茶摘みの様子をレポートします。

西祖谷山村ってどんなところ?

ここは、徳島県の西祖谷山村の有瀬(あるせ)
細いくねくねした山道を上へのぼっていくと、
目の前が開けて、お茶の段々畑が見えてきます。

早朝から人がぽつぽつ。
すでに茶摘みをされている、近所の方々の姿が見えます。

朝日にてらされて、緑がまぶしい~!
ウグイスのすんだ声が響いています。

ここ徳島県の祖谷(いや)は、日本三大秘境のひとつ。

近くには観光名所、「祖谷のかずら橋」があります。
ゴールデンウイークには有名人も訪れていたとか?

標高450mからの見下ろす景色。
まさに天空!

はじめて訪れたときは小雨が降り、
むわんと湿気をおびた空気に、
土や、木々の香りがたちこめていました。

晴れた日の早朝には雲海がみえることもあるそう。
神秘的ですね。

冬は真っ白の雪でおおわれる。
手つかずの大自然が残っています。


平松さん撮影

無農薬の山茶を手摘み

機械が入れない急斜面。
山に自生している在来種だそうで
のびのびと育っているのが、天空の山茶です。

「足をすべらせたら転げ落ちそう」
初めて伺った昨年は、ヒヤヒヤしたものです。

だけど、私よりご年配の方々が軽々とのぼっています。

足腰がきたえられそう!

昨年は、無防備に行ってしまった反省から、
農作業用の帽子なども用意して
準備万端でのぞみました。

「かたい葉や、古い葉はさけて。」

「やわらかい上の新芽だけつんでね。
茎は入れないように。」

ベテランさんから摘み方を教わりました。

初回は戦力外だったと思いますが、
慣れるにつれて、カゴにたまっていく
スピードが上がっていく。

写真撮影されていた方から、ここは、
「にし阿波の傾斜地農耕システム」で、
世界農業遺産に認定されている、
と教えていだきました。

茶畑の中にうもれていると、
草のような青い香りに全身が包まれます。

不思議なことに、
茶畑の中は虫がほとんどいません。
たまにテントウムシを見つけるくらい。

その理由は、年4回の刈り込みにあるそう。
マメにお手入れされているから
虫もつかずにキレイなんですね。

参加者や村の人たちとの触れあえる


べサニーさん撮影

お昼。
平松さんのご自宅へ集合!
お弁当やお茶をご馳走になりました。

「NHKで見たことある!この前出てなかった?」

番組を見てくださっていた村の方から
声をかけてもらったり。

おかげさまで、話すきっかけができました^^;

3時のおやつタイム。
祖谷山村の郷土菓子。

「だんご」と呼ばれる蒸し菓子。
みょうがの葉でつつんで蒸したものです。
心づくしのおもてなし。

食べられる山菜などを発見

みょうが、イタドリ、ぜんまい、野苺など
山には食べられるものが自生しています。

「野苺は木苺とはぜんぜん葉が違うけんな。
おいしいですよ。」

「みようがは、下のところを切って使うんよ。
炒めて卵とじにしたら美味しいよ。」
ちりめんとあえてもいける。」

「たけのこを塩漬けにして
メンマ作ったらおいしいよ。」

などなど。

地元の方が、使い方を教えてくれます。

私が住んでいる地域は、
海が近く海産物がとれるので。

標高の高い地域の食は、興味深いです。

茶畑からのYouTubeライブ

お昼の休憩時間に、
茶畑からYouTubeライブをしました。

一緒にライブしたべサニーさん。

海外向けの、徳島の風景や文化を紹介するコンテンツ
HiddenTokushimaを運営されています。

楽しみにしてくださっていた受講生さんが
リアルライブにきてくれました。

絶景ですね~
丁度、一年前から先生のオンライン講座受講しました。
一番最初の講座が天空の山茶とのロールケーキでした。
このような大自然の中で育てられた天空の山茶だったのですね。
感無量です。茶摘み楽しんでください。
ライブ配信ありがとうございます。
茶摘みの絶景、もう一度動画でゆっくり拝見しました。
先生の講座や動画を通して、
徳島の魅力を知っていくと、心も豊かになっていきます。

嬉しいコメント。

感動をリアルタイムでシェアできるネットの時代、
すごいです。

次回参加してみたい!という方は、お声がけください。
面識のある方のみになりますが、ご案内いたします。

口に入れるものだから完全無農薬で

化学肥料はいっさい使わず、完全無農薬の
茶葉づくりをされている、平松さん。

昔はこの集落にいっぱいあったけど
手間がかかるからみんなやめていった。
根こそぎ切ってしまって。製品として出荷できるのはウチぐらい。口に入れるものでしょ? 自分も嫌じゃもん。虫も食べるけど、全部食べずに残してくれるから
残った分をお茶にしたらいいだけ。

個人売りはしておらず、
お茶を販売されている業者さんなどから、
毎年、注文を頂くそう。

「だから、適当にはなかなかできん。」

肥料をやらないかわりに10月になると、
“カヤ”を円錐形の束にしたものを30個ほど作るそう。
2ヶ月間、干して乾かすのだとか。

軽くなったら背負って、茶畑に敷き込む。
毎年それが秋の仕事。腐葉土のようになって肥料になっている。
だから茶畑には草があまりはえない。除草剤とか使うのは嫌やし。
草ボーボーやけど、草でお茶の木が枯れるわけでない。

「やぶきた」という通常の品種

茶摘みの時期より少し遅れて収穫する
「やまとみどり」という珍しい品種

どちらもブレンドせずに仕上げるそう。

淡い色で、スッキリしたまろやかな味わいです。

「苦味が出にくいので
お菓子には、天空の山茶は合うと思う。」

手間と愛情をかけて育てられた「天空の山茶」

徳島の魅力を伝えていきたい

天空の山茶 米粉の絹ロールは
オンライン講座で学ぶことができます。

天空の茶葉を、贅沢混ぜ込んだクリーム。
生地にはお茶のシロップを染みこませた、
お茶尽くしのロールケーキ。
茶摘みで眺めた
お茶の段々畑。
天空の雲をイメージしています。

受け継がれてきた文化や風土が、
ずっと残っていくよう、願いたいです。

徳島の魅力を伝えることで、
何か貢献できたらと思います。

材料セットでは、天空の山茶の新茶を
お届けいたいたします!

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動画でご覧になりたい方はこちら

茶畑からのゲリラライブ。
茶畑の雰囲気を感じていただけます。

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プロフィール紹介
幸せつなぐパティシエ
とくもと さとこ

「趣味のお菓子づくりからプロの仕事に変える」
をコンセプトに
お菓子を仕事にしたい方向けのお菓子教室を運営。

製菓理論をしっかり身につけながら
「日本の地元素材を生かす」にフォーカスした
お菓子づくりを学ぶことで、

・オリジナルレシピ生み出すスキル
・失敗の原因を自分で解決するスキル
・安定した仕上がりの再現するスキル

を身につけます。

「売れるお菓子」を開発し、
お客さまに届けるまでをゴールにサポートしています。

お菓子教室18年目。
のべ3800人を指導してきた経験を生かし

特に「おひとりさまお菓子起業」を
目指す方へのサポートに力を入れています。

第2の人生を充実させたい方を応援します!

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