米粉の塩味プチシュー「シューサレ」×春のハーブ タイムとディルの使い方|月額制コミュニティ勉強会レポート

オンラインサロンの活動

オンラインコミュニティ勉強会で、
「米粉の塩味プチシュー」のレッスンを開催しました。

鳴門鯛やなると金時など、地元の素材に春のハーブを組み合わせて、
おかず系の「シューサレ」を2種類ご紹介。

素材の味を引き立てる、ハーブの使い方についてもお伝えしました。

魚とシューの組み合わせに驚きました!

グループレッスンでは、落ち着いて進めやすいように、
いつもは事前に撮影した動画を使って説明しています。

が、今回は久しぶりにデモンストレーション形式でお届けしました。

アーカイブ受講の方も多いですが、
リアル参加された方からの質問で、話がふくらんだり。
ちょっとしたハプニングも含めて、
ライブならではの面白さがあります。

メンバーからは、
「魚とシューの組み合わせに驚きました!」
「シュー生地さえできれば、いろいろ応用できそう。」
などの感想もいただいています。

塩味のシューサレとは?

シュークリームといえば、甘いお菓子のイメージが強いですが、
フランスではおつまみ感覚で、アペリティフとしても親しまれています。

サレ(salé)は、フランス語で「塩」という意味。
つまり、シューサレは「塩味のシュー」のことです。

「グジェール」という簡単なチーズのプチシューは、
以前ご紹介したので、
今回は、おもてなしやお酒のお供にもなる、
おかず系のシューにしてみました。

米粉で作るシュー生地

まずは、米粉のシュー生地のデモンストレーション。
小麦粉との違いも、生地の様子を通して実感いただけたと思います。

米粉でも小麦粉でも、同じように作れるとはいえ、
やはり粉が違えば、生地の状態や食感、焼き色にも違いが出ます。

それぞれの特徴を比べて知っておくと、
「自分の好みや用途に合わせて選ぶ」ことができるようになりますね。

地元素材 なると金時と鯛


サロンのレジュメづくり。
新緑の季節は窓をあけてパソコン作業。

鳴門金時とクリームチーズ・タイムのシューサレ

なると金時に、タイムだけを合わせると
洋風のテイストが少し唐突に感じられることもあります。

でも、タイムのもつ甘く繊細な香りは、糀との相性がとても良いんです。
今回は、そこにお醤油を加えることで、
和と洋をうまくつなぎ、「タイム」がほどよいアクセントになるよう工夫しました。

鯛とディルのシューサレ

地元の鳴門鯛で作りましたが、白身魚ならどんなものでもOK。
鯛のお刺身といえばお醤油が定番ですが、
今回はディルでマリネにしました。

ディルは、魚介との相性が抜群のハーブ。
北欧料理では、サーモンをマリネするときによく使われています。

ハーブ使い タイム・ディル

私自身、ハーブやスパイスが好きで、
自宅の庭でもいろいろなハーブを育てています。

タイムについて

タイムの香りって、想像できますか?

実は、とても育てやすいハーブなんです。
ハーブによっては枯らしてしまったことも多い私ですが、
タイムは放っておいても元気にわさわさ育ってくれます。
ハーブをはじめて育てる方にもおすすめです。

我が家では、5種類のタイムを育てています。
葉の色や香りの強さは種類によって少しずつ違うんです。

5月になると、愛らしい紫色の小さな花が咲きます。
お皿にちょっと散らすだけで、ぐっと華やかになりますよ。

ディル

レースのような繊細な見た目が、エレガントな印象のハーブ。
ディルは、魚介との相性が抜群です。

サーモンや白身魚などに合わせると、
素材そのものの味をぐっと引き立ててくれます。

実は、ベトナムでもディルはよく使われています。
ベトナム料理が好きで、以前は年に2回ほど通っていたのですが、
スープや麺のトッピング、料理の仕上げなど、
いろいろな場面で登場していました。

ハーブの量は使いすぎ禁物

たくさんハーブがあると、ついつい入れたくなりませんか?
でも、入れすぎには気をつけたいところです。

せっかくの素材の味を、ハーブが消してしまうことがあるから。
たとえば、鯛のような淡白な白身魚に、
強すぎる香りを加えてしまうと、
素材本来の味わいを消してしまうことになり、もったいないです。

素材どうしが引き立て合ってこそ、
ハーブを使う意味がありますので。

香りがほんのり遠くで感じられるくらい。
素材の邪魔をしない、
そのくらいのバランスがちょうどいいなと感じます。

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ハピーツスイーツサロンで、つながれると嬉しいです。

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プロフィール
お菓子づくりのプロを育てる専門家
とくもと さとこ

お菓子教室Atelier S Liaison(2006年開業)主宰
のべ3800人以上を指導
地元素材を使った「和モダンフランス菓子」
お菓子のプロを目指す方に
製菓理論とお菓子の基礎を学べる講座を提供
動画教材制作クリエイター

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