家にある手持ちの道具で
とりあえず間に合うから。
ちょっと不便だな~と感じながらも
そろえるきっかけがないだけ
なんですよね?
ムダな買い物で失敗したくない…
でも、何がいいかの分からない。
そこで、
お菓子づくりをちゃんと始めたい方が
「そろえたいお菓子の道具 基本のき」
をお伝えします。
まずは、受講生さんから相談が多かった
「ボウル」 の選び方です。
Atelier S Liaison
なぜお菓子づくり用のボウルが必要?
私もお菓子づくりを
始めたばかりの頃は
家にあるボウルでした。
ですが、
製菓用のボウルを使ったとき
お菓子の腕が上がった?
と感じるほど、
使いやすさが違った!のです。
実感するのは
ハンドミキサーやゴムベラを使うとき。
どういうことか
説明を交えて紹介します!
ボウル選びで押さえたい3つのポイント
深さ・素材・サイズです。
・高さのある深型ボウル
・素材はステンレス製
・家庭でよく使う3サイズ
直径15・18・21㎝に近いサイズ
画像のボウル3サイズさえあればOK。
あとは必要に応じて
用途に合うものを買い足せばいい。
ポイントをもう少し詳しく
説明しますね。
高さのある深型ボウル
一般的なボウル(右)は
口が広くて浅いです。
生地をこねたり
両手ですり合わせたりする作業には
向いているのですが。
混ぜたときに
材料がこぼれやすくて掃除が大変!
という経験ありませんか?
口が広いのでゴムベラを大きく動かして……
これ、作業効率悪くない?
画像をご覧ください。
ハンドミキサーの羽を
垂直に入れたとき
ボウルのフチにすき間ができます。
お菓子づくりに慣れない方は
フチに泡立てムラができます。
その結果、
生地がふくらまい原因に。
やめた方がいいのが、浅型でかつ
真ん中が盛り上がっているボウル。
安価なものに多いですが、
ゴムベラが引っかかって
混ぜにくくありませんか?
適したボウルでお菓子が
もっと美味しく作れるなら
メリットしかありませんね!
素材はステンレス製
メインはステンレス製1択です!
熱伝導がよくて丈夫。
長く使えてコスパもいい。
ガラス製だと、
湯せんで温めたり
氷水で冷やすとき、
熱伝導が悪くて時間がかかる!
ボウルからボウルへ生地を
移すお菓子づくりでは
重いと、疲れるんです!
ただNGってわけでありません。
ワンボールで作るタイプのお菓子なら
重さで安定して混ぜられます。
あとプラスチック。
キズ・着色が目立ちやすくて
軽すぎるのも難点。
私は計量に使っています。
家庭でよく使う3サイズ15・18・21㎝
同じメーカーのボウルで
揃えておくと見た目もスッキリ収納できて◎
最低限3つは必要です。
なぜなら……
生クリームを泡立てる時、
氷水を当てるので、ボウルが2つ必要。
さらにピューレと混ぜ合わせるとき
3つ使う。
別のボウルでメレンゲを立てることも
ありますよね?
1つでは足りませんので
3サイズそろえるのがおすすめです。
あればさらに便利なボウル
ここからは、
3つでは物足りないと感じてきたとき、
ボウルを買い足したいときに
参考になることをお伝えします。
耐熱ボウル
要は電子レンジ用です。
素材:ポリカーボネート又はガラス製
サイズ:10~15㎝くらい
少量の液体を温めてゼラチンを溶かすとき、
少量のチョコレートを溶かすとき、
あると便利です。
湯飲みやお茶碗で代用されているのを
レッスンでお見かけするので
リストに入れました。
生クリームを泡立てるボウル
ポリプロピレン製のボウルです。
ステンレス製だと、
ハンドミキサーの羽が
こすれて金気が出る。
黒いツブツブが出てくることが
あるんです。
気になり出したら
ステンレス製以外を使いましょう。
ガラス製は重いので
ポリプロピレンを使っています。
小回りのきく便利ボウル
長年愛用していてる
20年以上のヘビロテ選手!
手放せません。
左の筒状のボウルは少量の泡立てに。
底の形状が混ぜやすくて
ハンドミキサーの羽とボウルの間に
すき間ができず
効率よく泡立ちます。
手つきボウルは
適度な深さがあって、湯せんの時にも便利。
毎回使うものだからこそ
丈夫で使い勝手のいいボウルを
選びたいものですね。
おすすめメーカー・購入先などは、
相談いただいた受講生さんに
直接お伝えさせて頂いています。
オンライン講座を受けられる方は
まずは、3サイズあれば大丈夫!
ボウル選びの参考になれば幸いです。
お菓子づくりを始める方がまず揃えたい基本の道具5選
動画でもご紹介しています。
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