「動画教材を作りたい」と思ったとき、
何から始めればいいんだろう?と迷うことはありませんか?
・どんなカメラを使えばいい?
・編集って難しそう…
・きれいに撮るにはどうしたらいい?
こういった技術面に目が行きがちですが、
実は「動画をスムーズに作るために、もっと大事なこと」 があります。
それが「撮影前にシナリオを作ること」 です。
この記事では、シナリオなしの撮影で起こる問題と、
シナリオがあることで動画制作がスムーズになる理由を解説します。
シナリオなしの動画撮影はレシピなしの料理と同じ
例えば「お正月におせち料理を作ろう!」と思って、
段取りを考えずに、作り始めたらどうなるでしょう?
・手順を間違えて味が決まらない
・盛り付けの時間が足りなくて、見た目が雑になる
…など、途中で手間取って予定通りに進まないことにつながります。
シナリオなしで動画教材を撮影するのも似たようなものです。
いざ撮影を始めてから…
「戸棚にしまったミルサーが見当たらない!」
「前日に洋酒につけておくのを忘れていた、、」
「失敗して、材料が足らなくなった」
などで中断したり、もたもたする羽目になり
予定時間になっても撮影が終わらない…なんてことも。
こうなると、動画を作ること自体が大変に感じてしまい
「時間がかかって大変、私にはむつかしい…」と挫折する原因になります。
動画撮影を始める前に考えるべきこと
「急がば回れ」
動画撮影を始める前にシナリオを作るなんて面倒
時間もかかるし…と思いがちですが、
作った方が、格段に撮影がスムーズになります。
・視聴者に伝わりやすい構成になる
・撮り忘れがなくなる
私もはじめの頃は、材料をそろえてすぐに撮影していました。
お菓子教室でのレッスンと同様に、
買い出しと計量さえすればよい、という感覚でした。
でもそれだと、スムーズにいくことの方が珍しいです。
動画撮影は対面レッスンとは違った事前準備が必要なんです。
撮り直しで材料が足らなくなり、
遠方の店へ行くのに、往復1時間かかったり。
後日、動画編集のときに「このシーンも撮っておいたら良かった」
と悔しい思いをすることも。
結局、撮り直しやら、動画編集に手間がかかり、
予定の3倍以上の時間がかかることもよくありました。
これらの経験から「シナリオを作ってから撮影する」
という流れに変えたところ、撮影時間も編集時間も短縮できました。
さらに、生徒さんから「分かりやすい」との声も増えていったのです。
動画シナリオ作成の第一歩は伝えたいことを整理する
「でも、シナリオって何を書けばいいのか…」
むつかしく考える必要はありません。
例えば、次の2つのポイントを決めておくだけでも、
動画教材の撮影がラクになります。
撮影の順番 (どの順番で何を見せるか)
たとえば、「ジンジャーシロップの作り方」の動画レッスンの場合…
材料の説明 をする
次にスパイスを砕くシーンを見せる
それからレモンを絞るシーンを撮って…と
こういった大まかな流れを決めておくだけでも、
撮影が格段にスムーズになります。
スマホではじめる動画教材制作講座では
このシナリオ作りに取り組んでいただきます。
私の経験をふまえ、再現性のある方法を3ステップに落とし込みました。
まとめ
動画制作を始めるとき、いきなり撮影を始めるのではなく
「シナリオを作ること」からスタートしましょう。
急がば回れ。シナリオなしで撮影を始めてしまうと、
途中で迷ったり手間が増えたりして、最終的に時間がかかります。
まずは、「何を伝えたいか?」「どんな順番で撮影するか?」
を決めることから始めてください。
撮影も編集もスムーズに進み、
生徒さんにとって分かりやすい動画教材が作れるようになります。
スマホではじめる動画教材制作3回講座
1ヶ月で動画教材が作れるようになる新講座がスタートします!
1期生はすぐに定員に達しましたが、現在追加募集をしてます。
新講座スタートにむけて、30日間の音声プログラムも準備中。
「よし、今日もやってみよう!」と思えるような仕組みを作りたくて、
あれこれ考えているところです。
どうぞお楽しみに!