サイクリングイベントツール・ド・Narutoで、
念願の完走を果たしました!
晴れ。風もほとんどなく、最高のサイクリング日和。
この記事は、エイドステーションで味わった
鳴門の食の紹介をメインに、
参加した感想や、得た気づきをお伝えします。
参加しようと思ったきっかけは?
阿波ふうどスペシャリストの活動をはじめて、
徳島の食の魅力をもっと発信したいと思っていました。
そんな時「自転車で走って、食べて地元の食を味わえる」
という企画が目に飛び込んできたのです。
知ったのが開催1ヶ月前。
「これは私のためのイベントでは?(笑)」
「地元素材をいかすお菓子創作のヒントにもなりそう!」
自転車無し。
のるのは学生の時以来…という状況にもかかわらず、
ツール・ド・Narutoに「エイヤー」と申し込みをしたのでした。
エイドステーションで巡った鳴門の食を動画でみる
所要時間:1分39秒
ツール・ド・Naruto2025とは?コースや特徴を紹介
ツールドnarutoは3つのコースがあります。
ツールドnaruto3コース
ショート/エンジョイとなるコース(25.6km)
ミドル/エンリッチとなるコース(57km)
ロング/チャレンジとなるコース(82.3km)
ミドルエンリッチとなるコースマップ
私がチャレンジしたのは、57kmのミドルコース。
エイドステーション4カ所を巡り、4つの提供品が味わえます。

ちなみにロングコースは、
急な山越えがある標高895mのルート。
難易度が高く、ガチで走る方向け。
エンジョイコースはもっと気軽に楽しめそう。
申し込み後は、コースによってゼッケン番号が
決まるので、後から変更はできません。
エイドステーションの提供品
岡崎海岸AS(鳴門わかめの味噌汁)
備前島AS(レンコンのから揚げ)
第九の里AS(第九クーヘン)
大津AS(苺とレモンのストロベリーネード)
北灘AS(いちごサイダー)
トナル瀬戸AS(鳴門の鯛めし)
四方見AS(なると金時のクリームサンド「月へ鳴門へ」)
ウチノ海総合公園(鳴ちゅるうどん)
ミドルコース(57km)で味わえる地元の食
ミドルコースの提供品5品の紹介です。
岡崎海岸AS(鳴門わかめの味噌汁)
井上味噌醤油さんは、和モダンフランス菓子の
味噌ショコラケーキで、白味噌を使っています。
お店は、岡崎海岸のすぐ近く。

3種の味噌比べ。
白味噌、トキワ味噌、ねさし味噌

トキワ味噌に、瀬戸内のいりこだし。
具材は「鳴門わかめ」と「淡路島のたまねぎ」が入り。
サイクリング中の塩分補給にもぴったり。
これぞ、鳴門のソウルフード!

岡崎海岸の波の音。
潮風を感じながらいただく味噌汁は、体にしみた~
備前島AS(レンコンのから揚げ)
11月8日は「徳島れんこんの日」
この辺は、れんこんの一大産地。
平坦な1本道の両脇に続くレンコン畑を
自転車で走り抜けました。

輪切りや縦切りにして揚げたれんこん。
切り方によって食感がちがいます。
ホクッとうま味があって、
いくらでも食べられる、あと引くおいしさ。

第九の里AS(第九クーヘン)
鳴門のドイツ館に到着。
手のひらにのるほどの、クグロフ型の焼き菓子です。

中には「なると金時」をダイス状にカットしたものと、
鳴門のはちみつ入り。
冷水も一緒に配ってくださるので、
汗ばんだ身体に心地いい。

出発したらすぐに、めがね橋も眺めながら走れます。
大津AS(苺とレモンのストロベリーネード)
FGYカフェさんに到着。
赤色のシュワシュワした爽やかなドリンクを
スタッフの方が運んでくれます。

のど越しがよくて疲れが消えていくよう。
他にも、色んなメニューがありましたよ。
日を改めて伺ってみたいです。

ウチノ海総合公園(鳴ちゅるうどん)
出発地点に戻ってきたら、フィニッシュ!
船本うどんの、鳴ちゅるうどんをいただきました。
鳴門の郷土うどんです。

不ぞろいな手打ち麺に、刻んだお揚げとネギのトッピング。
黄金色のあっさり出汁は、皆さん飲み干していました。

素朴でのど越しがよい麺。
鳴門にきたらぜひ味わってみてください。
ノベルティグッズ
フィニッシュすると受付でGPSを返却。
ノベルティグッズまでいただけます。
金ちゃんラーメン(徳島製粉)
昭和を感じる懐かしいデザインのパッケージ。

さっぱりとした醤油味です。
ちなみに金ちゃんは、パッケージのおじさんの名前ではなく、
小麦粉の「金鶴」がルーツだそう。
メンマやゆでたもやし、青ネギなどを
トッピングすると豪華に見えますよ~
金長まんじゅう(ハレルヤ)
昔からある、徳島土産の定番といえば、コレ!

あっさりした白あんをチョコレート風味の皮で
包んだ和菓子です。
チョコレートでたぬきの色を表現しているそう。
Tシャツもあります。ロゴがオシャレ。
マッサージのサービス
会場では、ゴールした後、
マッサージのサービスも受けられます。
マットに寝転がって、解放感あります。
ほぐれると身体も楽に。
翌日、筋肉痛になることもありませんでした。

参加した感想
運営スタッフをはじめサポートの方々の
温かい応援と支えを感じながら走ることができました。
1人になって道に迷ったらどうしよう、
との不安はありましたが…
コース案内板が要所要所に配置されています。
通過すると間違ってない、という安心感があります。

それに警備員の方が、声かけ下さるのも元気がでました。
最悪、自力で戻れなくなっても、
回収車が走行しているので何とかなる!
と思えば、気持ちのハードルは下がりました。
サイクリングイベントに参加して得られた3つのこと
学生時代ママチャリしかのったことのなかった私が
スポーツバイクを知って新しい楽しみが見つかった。
色んな方と列になって走ることができた。
スピード感の違いも感じ「早く走りたい!」との目標もできた。
日頃慣れ親しんだ食でも、シチュエーションが変わると
違う感動があり、地元の食の魅力を再発見できた。
2027年開通予定 大鳴門橋のサイクリングロード
淡路島と鳴門を結ぶ「大鳴門橋」に
サイクリングロードができるのが今から待ち遠しいです。
大鳴門橋が開通したのは小学生のころでした。
全生徒で歩いて「渡り初め」に参加したのを
今でも覚えています。
そしてまた、自転車道が開通するという節目に
立ちえるのは感慨深い気持ちです。
さいごに
クロスバイクを注文して、届いたのが
イベントまで20日をきったころでした。
57kmなんて走ったことない。
そんな初心者でも、完走できました!
フィニッシュまで3時間ほどです。
初心者でもミドルコースはチャレンジ可能です。
もちろん練習は必要だし
装備やコンディションを整えてのぞみました。

はじめは上り坂で、どんどん抜かれてましたが、
中盤からは、ロードバイクに喰らいついて走りました。
風を切って、下りをハイスピードで駆けおりたり。
気づけば、普段より10キロほど早いスピードで
走っている自分がいました。
エイドステーションで休憩すれば、また復活!

今回の経験から、全くやったことが無いことでも
むずかしい状況でも、まずは、やる!と決める。
そして、最善を尽くしてその選択を正解にしていく。
そうすることで、自分の限界を超えられる。
成長できる。
新しいチャンスにもつながると思います。
ツールドnaruto公式サイト
https://tourdenaruto.com/

