徳島の素材×スイーツ 阿南市の湯浅さんのつくる徳島マンゴーストーリー

徳島特産素材

青々とした田んぼが、一面に広がって

水色のあじさいが満開になる季節、

 

湯浅さんが育てる徳島マンゴーが

出荷の最盛期をむかえます。

「昼までに市場に出すから、午前中は大忙し」

赤くて肉厚。

立派な、徳島マンゴーです!

 

どんどん箱付めされている作業場を訪問しました。

 

オンラインお菓子講座でお届けする
阿南市の湯浅さんがつくる
徳島マンゴーを
ご紹介します

素材紹介のブログでは、

“おいしいもの”を生み出す

「人」=生産者さんを訪ねて

モノづくりへの想い、

自然と向きあう姿勢などをお伝えしています。

 

 

マンゴーってこんな風に作られるって知る機会は、

ほとんどいないはず。

 

ちょっぴり長くなりますが

最後まで読んでもらえると嬉しいです。

徳島マンゴーとの出会い

徳島のスーパーに並ぶこともあり

「出会えたらラッキー!」とばかりに、

ずいぶん前からお菓子レッスンで使っていました。

ですが予約はできず、確実な入手は難しい。

 

徳島の特産素材が届く
新しいオンライン講座では


どうしても
湯浅さんの徳島マンゴーを届けたい!

との想いで、ようやく連絡先を入手。

 

いろいろ調べても分からず

5人の方のツテを頼って、連絡がとれて

運よくご縁をいただけたのです。

「これくらい手間かかるもんないわ~」
 
愛情をいっぱいかけて育てられたマンゴー。
 
 
吊るすのも、ネットをかぶせるのも、
すべて人の手だそう。
 
 
 

 

あごひげアザラシの

「ナカちゃん」が棲みついたことで知られる

水質のいい那賀川近くのビニールハウスで

13年前から、マンゴーを栽培されています。

 

なぜ徳島で、マンゴーの栽培をはじめたのか?

徳島マンゴー誕生のストーリーを伺いました。

徳島でマンゴーを育てるきっかけは、〇〇の高騰

平成9年頃から、重油代が
35円から80円に上がったときに、
ハウスみかん系の農家がどんどんやめていった。」
 

 

つまり、ビニールハウスの温度を保つ燃料

「重油価格の高騰」

 

が背景にあったとか。

 

それまでは、
ハウスみかんを中心に栽培されていたそう。

 
 
「それに代わるものが何かないか?と
専門家と相談して、
熱帯果実はどうかと。
沖縄に調査に行った。」
 
 
 
「沖縄の農業改良普及所や、
沖縄の農業大学校の
熱帯果実の施設を見せてもらったら
マンゴーとか、アテモヤとか作っていた」
 
 
マンゴーの栽培は、
ハウスみかんより2ヶ月遅い
1月からのスタート。
 
 
みかんに比べて、加温期間が短いから、
重油代が減らせる、ということですね!
 
 
 
「沖縄県庁の方に相談したら、
現場の苗木屋さんを紹介してくれて、
100本ぐらい買った。」
 
 
そんないきさつで、
弟さんと一緒にマンゴー栽培を始めた。
 
 
鹿児島には研究所のご友人がいらっしゃって、

技術資料などをいただいて取り組んだそう。

マンゴーの皮にできる黒い斑点の正体は?

マンゴーに黒い斑点ができているのを
みたことありませんか?
生産者さんにとって悩みの種だそう。
 
 
 
「黒い斑点ができる。
そのために色々と対策してきたけど、
押さえきれん。
自然だから、どないする方法もない。」
 
 
黒い斑点ができる原因は、
 
空気中の炭疽菌。
 
 
アーヴィン種のマンゴーは
果皮が非常に弱いそう。


 
「女性の肌が弱いの同じでない?
空気中の菌がひっついて出るから
収穫後、数時間で菌がついたら出てしまう。」
 
 
沖縄の試験場では

収穫後ただちに、60℃の温度で1分間処理すると、1~2週間は出ない。
 
というデータはあるそう。
 
 
とはいえ、
「収穫で何時間もかかるから、それは出来ない。」
 
 
自然のものだから、お届けするマンゴーに
小さな黒い斑点があるかもしれません。
 
 
 
でも、品質には全く影響ないそう。
だから、どうぞご安心下さいね~!
 
「逆に、弱い果皮さえむいて
冷凍したら何年でも持ちますよ~」
 
 
湯浅さんのお宅では、冷凍して
お孫さんに送ると、とても喜ばれるそう。
 

湯浅さんの徳島マンゴーは4回の手間をかけて育つ

マンゴーは、1月の下旬に豪華な花が咲いて

その花が落ちると、いっぱい実がなるのだそう。

 
 
 
マンゴ―の実は重いので

地面に垂れないように、

ヒモで1つ1つ、手作業でつるします。
 
 
いい形のを残しなら、3回吊り直し。
 
 
 
さらに、
収穫1ヶ月前にはアミの袋をかけるそう。
 
つまり4回の手間!
 
 
「これくらい手間かかるもんないわ~」
 
との意味がよく分かる。

愛情をかけて大切に育てたマンゴーです。

 
 
 
国産マンゴーは高い、と思っていたけど
 
これだけの手間・・・

むしろ安いのは?とすら感じました!

 
 
オンライン講座のレッスンでは
徳島マンゴーを使ったシャルロットを作ります。
 
 
濃厚かつ、ほどよい酸味がスイーツにぴったり。
 
 
 
 
 
オンライン講座では、まだ知らない “おいしい” に出会える
 
つくることで、生産者とつながれる。
 
 
フランスでも買えない、フランス菓子
 
和素材×スイーツ のコラボでお届けします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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プロフィール紹介
幸せつなぐパティシエ
とくもと さとこ

「趣味のお菓子づくりからプロの仕事に変える」
をコンセプトに
お菓子を仕事にしたい方向けのお菓子教室を運営。

製菓理論をしっかり身につけながら
「日本の地元素材を生かす」にフォーカスした
お菓子づくりを学ぶことで、

・オリジナルレシピ生み出すスキル
・失敗の原因を自分で解決するスキル
・安定した仕上がりの再現するスキル

を身につけます。

「売れるお菓子」を開発し、
お客さまに届けるまでをゴールにサポートしています。

お菓子教室18年目。
のべ3800人を指導してきた経験を生かし

特に「おひとりさまお菓子起業」を
目指す方へのサポートに力を入れています。

第2の人生を充実させたい方を応援します!

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