フランスのバスク地方のお菓子と言えば
表面が真っ黒に焼かれた、バスクチーズケーキが
注目されていますが、実は他にもあるんです!
注目されていますが、実は他にもあるんです!
フランスとスペインの国境にまたがる、バスク地方に伝わる
伝統的な焼き菓子「ガトー・バスク」です。
伝統的な焼き菓子「ガトー・バスク」です。
ショーケースに、積み重ねられた大きなガトーバスク。
焼きっぱなしで、見るからに素朴。
だけど、味わい深さが、ずっしりと詰まっています!
焼きっぱなしで、見るからに素朴。
だけど、味わい深さが、ずっしりと詰まっています!
ビアリッツの市場で見かけたガトーバスク。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_03471-600x400.jpg)
スイーツの罪悪感からサヨナラ!
身体にやさしいお菓子作りのレパートリーが増える
「ごきげんスイーツ教室」
ごきげんスイーツコンシェルジュ
とくもとさとこ です。
ガトーバスクってどんなお菓子?
厚めにのばしたクッキー生地に、カスタードクリーム
又は、さくらんぼのジャムをサンドして焼き上げるお菓子です。
又は、さくらんぼのジャムをサンドして焼き上げるお菓子です。
大きく厚みのあるものから、薄めのもの
小さいサイズまで。
小さいサイズまで。
バスク地方へ行けば、
パン屋さんやお菓子屋さんなど
どこにでも見かるありふれたお菓子です。
パン屋さんやお菓子屋さんなど
どこにでも見かるありふれたお菓子です。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_08481-600x400.jpg)
上にチョコンとのっているのは、さくらんぼ。
バスク名産の黒さくらんぼのジャム入りと分かります。
目印にしているのが、何とも可愛い!
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_03931-600x400.jpg)
大きなお店に行くと、
チョコレートバージョンも見かけました。
チョコレートバージョンも見かけました。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_04871-600x400.jpg)
お菓子屋さんの、洗練されたガトーバスク。
それからレストランの食後のデザートに出てきた、
お母さんの手作り風のガトーバスク。
お母さんの手作り風のガトーバスク。
それぞれに味わい深くて、すっかりファンになりました。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0718-461x600.png)
洗練されたフランス菓子とはまた違う魅力を持った郷土菓子。
お菓子教室をオープンした当初は、
そんな郷土菓子にひかれて
フランスの地方へ、お菓子を巡る旅をしていました。
そんな郷土菓子にひかれて
フランスの地方へ、お菓子を巡る旅をしていました。
ガトーバスク博物館で習える、ガトーバスク
ガトーバスク博物館の存在を知ったのは、ある雑誌の特集でした。
趣のある空間で、ガトーバスクのデモストレーションが
行われていて見学できるというのです。
行われていて見学できるというのです。
たまらなく行きたくなりました!
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0783-600x400.jpg)
ガトーバスク博物館は、
「フランスで最も美しい村」に指定されているサールという村にあります。
「フランスで最も美しい村」に指定されているサールという村にあります。
のどかな風景が続いた後は、かなり山の中まで、車で走りました。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0725-444x600.png)
看板がぽつんとあり、「ここです」と
おろされた時は、こんな所に?と不思議な感じでした。
おろされた時は、こんな所に?と不思議な感じでした。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0538-600x400.jpg)
下の博物館へ続く道を歩き始めると、小屋のような建物が見えてきて
期待感が高まります!
期待感が高まります!
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0812-600x400.jpg)
年季を感じる建物の前は、すでに人だかりが!
デモストレーションの時刻になれば、扉が開きます。
デモストレーションの時刻になれば、扉が開きます。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0742-1-600x400.jpg)
デモストレーションが始まるまで、建物の周りを散策しました。
静かで、見事な藤の花が咲いていたのが目に焼き付いています。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0803-600x400.jpg)
デモストレーションが行われる部屋です。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0794-600x400.jpg)
館内には、食器や道具が展示されていて、
眺めるだけでも楽しい趣のある空間です。
眺めるだけでも楽しい趣のある空間です。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0779-480x600.png)
ストライプ柄の布は、伝統的なバスクリネンです。
色んな柄があるのですが、
オシャレな上に厚みがあって実用的なんです。
オシャレな上に厚みがあって実用的なんです。
そんなバスクリネンの上で作業がスタート。
カスタードと、さくらんぼジャムは、すでに用意されていました。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0761-440x600.png)
めん棒でのばして丸くカットした生地で
サンドするという、いかにも地方菓子らしい
シンプルな工程です。
サンドするという、いかにも地方菓子らしい
シンプルな工程です。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0774-437x600.png)
表面は、格子模様を付けるタイプと
棒状に伸ばした生地を、バスクの十字架の形に置いたものの
2種類を、見せて下さいました。
棒状に伸ばした生地を、バスクの十字架の形に置いたものの
2種類を、見せて下さいました。
焼き上がって、カットされたさくらんぼジャム入りの、ガトーバスク
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0787-600x400.png)
ムーラン・ドゥ・バシルー粉挽きの水車小屋のガトーバスク
ガトーバスク博物館から近い場所にある
ムーラン・ドゥ・バシルー粉挽きの水車小屋です。
ムーラン・ドゥ・バシルー粉挽きの水車小屋です。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_05701-430x600.png)
こちらの、ガトーバスクの生地で作られたサブレは
昔ながらの水車小屋で挽いた小麦粉が
使われていて、忘れられない味わいでした!
昔ながらの水車小屋で挽いた小麦粉が
使われていて、忘れられない味わいでした!
11月のお菓子講座では、ガトーバスクのレッスンをします!
そんな、思い出いっぱいのガトーバスクですが
一般的なお菓子屋さんでは見かけないので
一般的なお菓子屋さんでは見かけないので
日本ではまだ認知度は低いのでしょうか。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-09_1450-600x600.jpg)
だからこそ、お菓子レッスンでその魅力を伝えたい
ガトーバスクのことを、
知ってもらいたいな~と思って
これまで何度もレッスンをしてきました。
ガトーバスクのことを、
知ってもらいたいな~と思って
これまで何度もレッスンをしてきました。
そして、久しぶりに!!
11月のエミールカルチャーのお菓子講座では、
「ガトー・バスク」をご紹介ます。
11月のエミールカルチャーのお菓子講座では、
「ガトー・バスク」をご紹介ます。
カスタードクリームとさくらんぼジャムを
欲張って、2層にしてみます。
欲張って、2層にしてみます。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0878-600x400.jpg)
バスク地方で見かけた、黒さくらんぼのジャムです。