お菓子づくりのセンスを磨くコツ 花から学ぶ5つのチカラ

お菓子作りの様々な知識

華道家 假屋崎省吾さんの作品展
「うだつをいける」に行ってきました。

お菓子づくりのセンスを磨くコツは、上質にふれること。
他のジャンルからもらう、エッセンスが多くあります。

作品展の様子紹介しながら、花から学んだ
菓子づくりに生かせる5つのチカラについてお伝えします。

 
歴史ある静かなお屋敷に入ると、
自然が力強く迫ってくる勢いに圧倒されます❗️
 

下から天井まで届きそうな枝モノや洋ラン。

 
そこにハッとする色使いの
オブジェが交差する独特の世界観。
ぐいぐい引き込まれる。
 
 
徳島県の美馬市には「うだつが上がる」町並みがあります。
その昔、阿波藍の商人たちの町として栄えた脇町。
そんな歴史を感じる街並みにあるお屋敷が、イベント会場です。
 
 
洋ラン知られている脇町ですが、
華やかなインビジウムは、100日咲き続ける生命力があるそう。
 
その横には、黄色い実の枝モノがあって。
よく見ると「すだち」でした!
 
すだち=緑ではなく、
葉を落として黄色く色づいた姿。
 
背景の古木は、まるで自然のオブジェみたい。
そこに、幸せを祈る青い蝶々が舞う。

という、命のストーリーを感じるような作品。

 
 
花の種類はフラワーアレンジみたいに
多くないのに、強いメッセージみたいなものが
伝わってきて、心を打たれました。
 

お菓子づくりと花の共通点

20代の頃は華道。
30~40代はフラワーアレンジを学んでいました。
 
お菓子と全く別分野ですが、知るほどに
共通点が多いな~と感じます。
 
なくても生きてはいけるけど、
あれば心が豊かに、人を元気にできる!
 
そして、花から学ぶデザインや色彩のエッセンスは、
ケーキづくりに生かせます。
 

 

花から学ぶ菓子づくりに生かせる5つのチカラ

お菓子づくりと共通する点です。

 

◆見る力

フラワーアレンジでは1つ1つの花材をよく観察して、
どこにさせば、一番キレイに見えるのか?見極めます。
お菓子も素材をよく観察することで、どう扱えばいいのか見えてくる。

◆集中力

花もお菓子も、向き合うときは心を整えます。
気持ちに余裕がない、時間がないときって、
失敗したり、雑な仕上がりになってしまう。
 

◆段取り力

フラワーアレンジは、水あげから、オアシスに水を吸わせたり、
ワイヤーなどの資材を準備、余分な葉を落としたりと下準備があります。
お菓子も。下準備で決まる!というほど段取りが大事。
 

◆決断力

この枝を落とすべきか?で決断でバランスが全く変わる。
お菓子づくりも、ココ!という適切なタイミングを逃さないことで
おいしいものができる。
 

◆イメージ力

イメージをもたず花を生けたときは、イマイチになることが多かった。
お菓子も仕上がりを明確にイメージします。
おのずと、何が必要?工程は?素材は?と決まっていく。
 
 
花から学んだ、モノの見方や考え方。
そのエッセンスは、お菓子づくりに転用できることが多くあります。
 

上質に触れる

おいしいものを食べたことがないのに
おいしいものって生み出せない。
 
記憶や自分の引き出しに、全くないものは
発想として出てこない、と感じます。

 
テーブルコーディネートで賞をとった友人によると
センスを磨きたいときは器展や、美術館によく行くそう。
私も以前は誘ってもらって、一緒に美術館などに行きました。
 
上質なもの、美しいものにふれると
感性=受け取る力が磨かれる。

それを自分なりにかみ砕いて表現する力が、センス。
両方が磨かれていくと思いいます。

コロナ渦なので、あちこちへ!
…とはいかないですが

上質にふれる機会を、たくさんつくっていきたいと
華道展に行って改めて感じました。
 
 
2年ぶりとなる作品展「うだつをいける」は、
歴史あるお屋敷、振袖、お花。3つコラボが楽しめます。
 
2022年、2月20日まで開催中。
 
徳島の特産素=日本の素材を使ったお菓子を学べる
和モダンフランス菓子。
地元徳島の素材を、お菓子につかうことで
徳島でつちかわれた文化を、私自身も再発見しています。
日常では出会えない素材にふれて、
新しいフランス菓子を、ぜひ感じてみて下さい。

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