「タルトレットの敷き込みは何センチで抜けばいいですか?」
というご質問をいただきました。
この記事では、タルトレットへの抜型の選び方と
敷き込み方のポイントをお伝えします。
質問内容
質問内容
タルトレットの敷き込み方がいまいちよくわかりません。
今持っているのは直径7cm・7.5cm・8cmなのですが、
抜き方はそれぞれ何cmの大きさのものを選べばいいのでしょうか?

抜き型の大きさの考え方
型の直径+側面の高さ+少しの余裕
やや大きめに抜くのがポイントです。
タルトレットの型といっても、直径が同じでも
高さや角度が違うので、抜くサイズは一概には言えません。

例えば、直径6cmの型でも、深さが違えば
必要な生地サイズは変わります。
そのため「必ず○cmで抜く」と決めるのではなく、
実際に型に当ててみて判断するのが確実です。
私はいつも実際に抜き型を当てて決めています。

抜き型のセットが販売されていますので
持っていると重宝しますよ。
タルトレット敷き込み方のポイント
まず環境を整えることが大事です。
作業台は保冷剤などで冷やしておくとべたつきにくいです。
夏場は室温が高いと生地がすぐ柔らかくなるので、
冷房で室温を下げることにも気を配りましょう。
参考記事
夏にタルト生地が柔らかくなるときの対処法|大理石の作業台は必要?室温の目安
タルト生地がかたい場合は、
体重をかけるようにグッと押して、均一なかたさにします。
めん棒でうすくのばして型抜きします。
抜いた生地は、一度冷蔵庫で冷やしてから敷き込みます。
生地を型の上にのせ、無理に引っ張らず、
生地の重さを利用して自然に落とし込むように。

底と側面がしっかり密着していないと
空洞ができてしまうので、指の腹でやさしく押さえましょう。
余分な生地はカードやナイフを使って切り落とします。

まとめ
敷き込みは慣れが必要ですが、
冷やしながら作業することでグッと作業しやすくなりますよ。
まずはトライしてみてください。
本質を知り、確信をもてるお菓子づくりをしたい方へ。
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