チーズケーキのレシピなどで、よく見かけるサワークリーム。
お菓子づくりでわりと出番は多いものの
使い慣れないと、余ったらどうしたらいいのか悩みますよね。
先日のinstagramライブレッスンで紹介した、
パンプキンクリームにも使っています。
パンプキンクリームにも使っています。
ライブ中でのコメントで
「サワークリームとクリームチーズは何が違いますか?」
「サワークリームとクリームチーズは何が違いますか?」
との質問がありました。
2つの違い、どんなメーカーがあるのか。
サワークリームが余ったときの活用法についてお伝えします。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2021/11/476be7fcc1a453f3c9425eec9dc8c7da-1024x1024.jpg)
オンライン フランス菓子教室
Atelier S Liaison
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幸せつなぐパティシエ
とくもとさとこ です。
サワークリームとクリームチーズの違い
似ているし、クリームチーズじゃダメなの?
と思いたくなりますよね。
どちらも、
“生クリームに乳酸菌を加えて発酵さている”
という点は同じです。
という点は同じです。
ハッキリと分かりやすい違いは「味」
サワークリームには「酸味」があります。
サワー=酸味のある、という意味のとおり、
酸味のある、ペースト状のクリームです。
酸味のある、ペースト状のクリームです。
対してクリームチーズは
酸味は少なめで、もっとかためでコクがあります。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2021/11/BBE43AB1-C0AF-4C82-AD95-CED70ADC1E6E-1024x763.jpg)
2つを使うレシピをチーズケーキでよく見ませんか?
サワークリームは乳脂肪分が40%ほどあるので
コクをプラスしつつ、独特の酸味が加わります。
さらに細かく言えば製法の違いもあるのですが…
サワークリームが、
生クリームのみから作られるのに対して、
クリームチーズは、
牛乳+生クリームで作ることがある点は大きな違いです。
サワークリームは、どんなメーカーがある?
お住まいの地域によって、
スーパーで見かけるメーカーが違うと思います。
スーパーで見かけるメーカーが違うと思います。
手に入りやすいもので構いません。
instagramライブでは、近所のスーパーにあった、
タカナシ北海道サワークリームを使いました。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2021/11/e92512132610dd098d357f2155bf891a-500x525.jpg)
他にも、メジャーなメーカーでは
中沢乳業さんの、中沢サワークリーム
共同乳業さんの、メイトーサワークリーム
共同乳業さんの、メイトーサワークリーム
があります。
味やテクスチャーがそれぞれ違う。
プリンカップほどの使いきりサイズで、
90g~100gですので試しやすいですね。
90g~100gですので試しやすいですね。
ちなみに、1960年頃に
中沢の社員さんが、ロシアのサワークリーム
「スメタナ」からヒントを得て「サワークリーム」が誕生したそう。
「スメタナ」からヒントを得て「サワークリーム」が誕生したそう。
その話は、中沢乳業さんのホームページにのっていますので
興味あればご覧になってみて下さい。
余ったサワークリームはどう使う?
クリームチーズほどサワークリームはメジャーでないので
「余ったらどう使えばいいか分からない。」
という方も多いのではないでしょうか?
実は私も昔そうでした。
開封後は3日以内くらいが目安なんです。
なのに、使えないまま冷蔵庫で置いて
赤いカビが生えてたことも。。涙
そんなサワークリームの
使い切れない悩みが解消したのは
ロシアへ料理を習いに行ったときのことです。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2021/11/B575EC22-40A4-45DA-8859-C232D96C3E52-1024x768.jpg)
ロシアには伝統的な調味料「スメタナ」
と呼ばれるサワークリームがあります。
中沢サワークリームの誕生秘話にも出てきましたね!
ボルシチに添えると、めちゃくちゃ合う!!
この酸味がないと、もう物足りない!
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2021/11/CAEE164D-1B39-492A-B51B-DB4250500E7F-471x600.jpg)
ビーフストロガノフにも添えられるから
牛肉によく合うんですね。
サワークリームは20世紀前半に
ロシアやウクライナあたりで誕生したと言われています。
ロシアのギョウザにも
スメタナが添えられます。
日本のサワークリームより
サッパリしていて濃度はゆるめでした。
左の青いパッケージがスメタナ。
![](https://atelier-s-liaison.com/wp-content/uploads/2021/11/0E0D3843-91B6-4F17-BE03-3EB18C83D854-450x600.jpg)
てんこ盛りにして、いっぱい添えたくなるほど!
サワークリームの美味しさを知ってからは
お菓子や料理によく使うようになりました。
余ったら、そのままディップにする、
又は、切った野菜を和えたり。
クリームソース系のパスタソースに加えてもいい。
昔は生クリームを自然発酵させて
作っていたそうなので、
作っていたそうなので、
生クリームを買って上手く発酵させられたら
似たものが作れるのかな~なんて想像がふくらみます。
似たものが作れるのかな~なんて想像がふくらみます。
サワークリームの酸味を、
上手に活用できるようになれば、
お菓子にグッと奥行きが生まれます。
ぜひとり入れてみて下さい。
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