同じレシピでも、使うゼラチンによって仕上がりはまるで別物。
透明感、舌触り、口どけが変わります。
今日は、ゼラチンを変えただけで“お店レベル”になった実例をご紹介します。
というテーマでお伝えします。
コーヒーゼリーを作ったら、
びっくりするくらいきれいに仕上がりました!
透明感や舌触り、香りまで変わるんですよ。
ゼラチンを変えたら…透明感も舌ざわりも別物に!
Youtubeに公開していた、
レトロ喫茶の珈琲ゼリーを作った
サロンメンバーさんから感想が届きました。

動画でお勧めされていたゼラチン21を使い始めました。
コーヒーゼリーが美しく、美味しくなって、
感動しています!!
今までは市販の家庭用のゼラチンを使っていたそう。
それが、全然違う仕上がりだったとのこと。
こんなに見た目も食感も変わるのかと驚きました。
食にあまりこだわりのない夫すら、
ゼラチン21で作ったコーヒーゼリーを最初に食べた時、
「完璧にお店の味だ」と違いに驚いていました。
ゼラチンを変えただけで、見た目も食感も変わる
実際に比較された画像を送ってくださいました。
左側が、新田ゼラチンの「ゼラチン21」
右側が、これまで使っていた家庭用のゼラチン。
ゼラチン21は光をとおすような透明感がありますが、
右側は白濁してますね。
今ひとつに思っていたのですが、
ゼラチン21は本当に透明感があります!
スプーンですくった時のシャープなツヤ、
つるっとしたなめらかな舌触りと喉ごし!
「透明感が無い」という悩みが解消!
さらに、ツヤ、舌触りも良くなったとのこと。
こうした気づきや驚きをシェアいただけることは、
他のサロンメンバーにとっても学びにもなるし、
私も嬉しい出来事でした。
なぜ違いが出る?ゼラチンの種類とグレード
ゼラチンには「グレード」があります
ここでいうグレードとは、
ゼラチンの品質の違い表す言葉です。
グレードを分ける要素には、
-
ブルーム値(固まる力の強さ)
-
精製度(透明感や香りのクセの少なさ)
-
原料の種類(豚・牛・魚による風味や固まり方の違い)
などがあります。
この組み合わせによって、
仕上がりの透明感、口どけ、香りが変わるんです。
一般的に、高品質なゼラチンほど
透明感がまして、口なめらか。
香りのクセも抑えられています。
新田ゼラチン ゼラチン21とは
今回使った新田ゼラチンの「ゼラチン21」は、
プロの現場で多く使われている、高品質なゼラチンです。
ふやかさず手間なし、
50~60℃の液体に振り入れて溶かすだけでOK。
先ほどの比較写真で透明度や舌ざわりの違いは、
こうしたゼラチンの品質の違いによるものです。
80点を90点に変える、ゼラチンの選び方
ゼラチンを1種類しか使ったことがないと、
違いに気づくことは少ないかもしれません。
でも、同じレシピを別のゼラチンで作って比べると
透明感やツヤ、舌ざわりも変わります。
家庭用ゼラチンが悪いわけではありません。
どのゼラチンを使っても、
コーヒーゼリーはおいしくできます。
ただ、プロ仕様のゼラチンを使うと、
そのおいしさが、もう一段上がります。
たとえるなら…
家庭用ゼラチン80点=充分満足
グレードの高いゼラチン90点=お店レベル
この10点の差が「また食べたい」につながり、
選ばれるかどうかを決めます。
私の講座では、
そんな「最後の10点」を引き上げる
素材選びや製菓理論をお伝えしています。
まとめ|ゼラチン選びで仕上がりを変える
- ゼラチン選びを変えるだけで、仕上がりは別物に
- おすすめは、新田ゼラチン「ゼラチン21」
- ゼラチンにはグレードがあり、品質で差が出る
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