キャラメルを包むとき、どんな包材を使っていますか?
「素材からつくるキャラメル」の動画レッスンを
今月は作っていたので、包材はどれが良いのか、
この機会に調べてみました。
「生キャラメルを販売したい」
「ギフトとして自信を持って贈りたい」方に向けて
この記事では、実際に使った4種類の包材を比較しながら、
それぞれの特徴や使い心地をまとめました。
比較したの4つの包材
キャラメルを包む、包材の候補として
あがったのは以下の4種類です。
● OPPシート(食品用)
●HEIKO 生キャラメルシート
● グラシン紙
それぞれの素材について、詳しく見ていきましょう。
商品の画像はすべてネットからお借りました。
生キャラメル用セロファンシート
個人的には一番おすすめです。
キャラメルの色が見せられるので、
販売やギフトにピッタリです。
キャンディ包みで、ひねっても破れず、ほどけにくいです。
包んだ後、私は冷凍しているのですが
フィルムは乾燥しにくいので、
長く冷凍保存しても品質をキープできそうです。
メリット・デメリット
透明感があり、キャラメルの色や質感をそのまま見せられる
ひねっても破れにくく、キャンディ包みに適している
耐湿性があり、乾燥が防止できるに。
プラスチック系なので、エコ志向の方にはやや不向き
薄手のため、強く引っ張るとしわが寄ることがある
他の紙系包材と比べると、若干コストが高め
OPPシート(食品用OPP)
透明で耐久性に優れたフィルムです。
ケーキ、クッキー、パン、お菓子の包装まで
幅広く活用されています。
ハリがあって、キャラメルのひねり包みには不向きです。
メリット・デメリット
透明で中がきれいに見える
耐水性があり、乾燥が防止できる
手に入りやすく、価格も比較的手頃
ひねりにく、戻りがち
厚みとハリがあるためフィットしにくい
プラスチック系なので、エコ志向の方にはやや不向き
HEIKO 生キャラメルシート
包んだときの見た目がやや半透明で
ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
キャラメル専用に作られたグラシン紙ですね。
ただ、中身がみえないので、
色んな色のキャラメルがある場合、伝わりにくいです。
過去に買った紙が大量にあったため
包んでみましたが、色が見えずらいですね。
また薄紙なので、ひねり包みをすると
破れやすかったので力加減に注意が必要です。
ベタつきにくいようにシリコン加工されいるので
キャラメルは取り出しやすいです。
白っぽい半透明で、やさしい質感に仕上がる
シリコン加工で、キャラメルがくっつきにくい
キャラメル専用でサイズ感がちょうどよい
薄手のため、ひねると破れやすい
中身が見えない
紙なので長期保存は乾燥が心配
グラシン紙(オーブンペーパー)
すりガラスのような半透明感の紙で
耐油性・耐水性が高く、
焼き菓子の敷き紙としてもよく使われます。
カットされた商品はありますが、
わざわざ買うなら、キャラメル用にするはず。
なので、オーブンペーパーを自分でカットして
包むシーンを想定しています。
以前、プレゼント用に包んだときは、
ハリがあるので、ひねり包みにすると、
高確率で破れて…めちゃくちゃ包みにくい!
作業効率を考えると、あまりおすすめしません。
手持ちのオーブン紙をカットして作れる
紙ならでのナチュラルな風合いになる
油分にある程度強い
透明感がないため中が見えない
ひねり包みには不向きで、ねじると破れやすい
紙なので乾燥しやすく長期保存は不安がある
4種類をまとめて比較してみました
結論 おすすめの包材はセルファンシート
実際にいろいろ試してみて、
「ひねりやすさ」「中身の見え方」「湿気に強いか」
バランスが一番よかったのは、
キャラメル用のセロファンシートでした。
商品によって呼び方はいろいろで、
生キャラメル透明シートとも呼ばれます。
特に、私のキャラメルのように素材の色を見せたい場合
中が見えた方が伝わるので良いですね。
HEIKO 生キャラメルシートも良いのですが、
ひねったときに破れやすい点が気になりました。
OPPシートやオーブンペーパーも、
使えなくはないのですが、包みにくいので、
販売やギフトを想定している方には
あまりおすすめしていません。
キャラメルシートは少量で購入できる?
キャラメル用シートは、
業務用では1,000枚単位で
販売されていることが多いです。
「そんなにいらない」
「試しに少しだけ使ってみたい」
という方もいらっしゃると思います。
そんなときは、
富澤商店のオンラインショップがおすすめ。
50枚入りが販売されています。
ただし、店頭には置いていませんでした。
お聞きすると、ネット通販のみで注文できる商品だそうです。
富澤商店さん
キャラメル用透明セロハン(7×10cm) 50枚
まとめ
キャラメルの包材、4つの素材を比較すると…
生キャラメル用セロファンシート
→ 透明感・ひねりやすさ・乾燥対策のバランス◎
OPPシート
→ 透明感があるが、ひねりにくく包みにくい。
HEIKO生キャラメルシート
→ 半透明でナチュラルな印象に。ひねると破れやすい。
グラシン紙(オーブンペーパー)
→ ナチュラルな雰囲気に。ひねりには不向き。
おすすめは、セロファハンシート。
見た目・耐久性・作業性のバランスが良く、
プロユースにはぴったりです。
使うシーンに合わせて選んでみてください。