数年ぶりに、ブルーベリー狩りに行ってきました。
訪れたのは、地元徳島の板野町にある
「落合ブルーベリー園」さん。
無農薬で育てられた10品種以上のブルーベリーを楽しめます。
つんだブルーベリーと、農園さん自家栽培の小麦粉で
姪っ子とマフィンを焼きました。
今回は、そんな地元素材をいかした
お菓子づくりのある日常をご紹介します。
ブルーベリー畑で収穫体験
ブルーベリー園に到着。
車を木陰にとめて、まずは受付へ。
持ち帰り用の容器やかごを受け取ったら
ブルーベリー畑へ入っていきます。
ここから90分の収穫体験が始まります。
早朝5時ごろに、一瞬だけ通り雨がふったものの、
朝からじりじりと日差しが照り付けて。
30分もしないうちに、
汗が背中や顔を伝って、ぽたぽた落ち始めました。
そんな中、先に来ていた小さなお子さん連れのご家族も、
畑のあちこちにいます。
「どれが甘いかな?」色の濃い実を選んでは食べて…
「これ、酸っぱ~い。こっちの木は甘いよ。」
姪っ子も、どんどん移動しながら楽しそう。
いろんな品種を5〜6粒、
手のひらにのせてパクッ。
甘いの、酸っぱいの、皮が硬いの柔らかいの…
それぞれの特徴が一気に味わえて、
口の中が、にぎやかになります。
上の方に実っている粒は、太陽をよく浴びているせいか、
風味が濃くて甘みもしっかりあるように感じました。
途中、木陰に入ると、体感温度が2〜3℃下がる感じ。
風がとても気持ちよくて、ずっといたくなります。
「暑いし、そろそろ帰る?」なんて言いながらも、
90分は程よい時間で、しっかり満喫できました。
親子で楽しむ初めてのマフィンづくり
帰宅後。
少し休憩してから姪っ子宅でマフィンづくり。
姪っ子にとっては、これが初めてのマフィン作り。
マフィンカップにグランシン紙を入れ、
ぐるぐる混ぜて作れるレシピに挑戦してもらいました。
ムラなく混ぜるのがまだむつかしいようで、
ママにサポートしてもらいながら、
均一に混ぜたら生地の完成です。
焼き上がるまでの間、オーブンを何度ものぞきこんで
膨らんで焼き色がついていく様子をチェック。
焼き上がると、冷めるのも待ちきれず…
割ると湯気がでている、アツアツを
紅茶と一緒にほうばりました。
ブルーベリーは加熱でぎゅっと濃縮されて
味がより濃く感じます。
その後「また作ってみたいからレシピ教えて」
とのリクエストも。
旬の地元素材をお菓子に仕立て、味わう。
自分でつんだブルーベリーで作ったマフィンは、
その体験も含めて、特別なものだったようです。
地粉でつくるマフィン
ブルーベリー園では、ブルーベリーだけでなく、
小麦を自家栽培されています。
11月に種をまき、6月に収穫。
その後は天日干しをして、
ご自身で製粉まで行うそうです。
市販品のように機械で洗浄する工程がないため、
手でふるいにかけて、外皮をとりのぞきますが
完全には取りきれません。
粉はわずかに茶色がかって小さな粒々が見えます。
分類としては「準強力粉」
実際に焼いてみると、
粉の3割くらいを置き換えただけなのに
どこかひなびたような、香ばしいような…
地粉ならではの風味が、しっかり感じられました。
同じマフィンでも、使う粉によって
風味も余韻の感じ方も、
こんなに変わるものかと驚きました。
マフィンのレシピの受け取り方
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【米粉マフィン】仕上がりが激変!
お菓子づくりに適した米粉の選び方 比較実験