お菓子づくりで
オーブンを〇℃で予熱すると
よくありますが、
その際、天板は入れますか?
外に出しておきますか?
という質問を受講生さんからいただきました。
「焼き」に関する相談は多くて
オーブンによっても違うからこそ
難しいんだと実感しています。
天板を予熱のときから入れるかどうは、
お菓子によって変わります。
例えば、クッキーのように
天板に直接シートを敷いて、
並べるものは、そもそも予熱はできませんよね?
シュー生地も、天板にシートを敷いて
絞るので同様です。
だだ、ロールケーキ天板のように
天板の上に天板を置くスタイル・・
つまり、
別の天板にクッキーを並べて、
それを予熱した天板の上に重ねて置く場合は
はじめから予熱できます。
対して、スポンジ生地やパウンド型など。
後から運んで天板にのせられるものは、
予熱の段階から、天板を入れます。
想像してみて下さい。
「最初から熱い天板の上にのせて焼く」のと
「冷たい状態から、徐々に温まっていくの」では、
底からの熱の入り方が、
全く変わります!!
最初から温まっていた方が
立ち上がりも当然良くなります。
家庭用オーブンは、扉を開けたときに
ただでさえ温度が下がりやすいで、
予熱のときから入れると温度が安定します。
ただ、
火傷のリスクなど、安全を理由に
予熱のときは入れないことにしている方、
オーブンの仕様で、
天板を入れての予熱が不可なときは
何を優先するかによって
判断されると良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
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