ちょっと珍しい素材のお話です。
「古代米」を召し上がったことがありますか?
黒米・赤米・緑米など、色もさまざまな古代米。
実は今回、その古代米が育っている田んぼを見学してきました。
島田島で育つ3種類の古代米
場所は、徳島県鳴門市にある島田島。
ちょうど収穫直前で、一面に広がる稲穂が風になびく様子は、
とても豊かな光景でした。
見せてもらったのは黒米。
稲穂の状態でも黒っぽい色が分かりますね。

生産者さんによると、古代米は栽培が難しく、
島田島で育てている農家さんは、たった1軒なのだそう。
そんな貴重な古代米を、黒米・赤米・緑米の3種類、
イベント用に分けていただきました。
古代米を楽しむ、地産地消サイクリング
実は、12月13日(日)に開催する
「鳴門市地産地消サイクリング」で、
この古代米を使った体験や試食会をします。
地産地消サイクリングとは?
自転車で地域を巡りながら、
地元の食材や生産者さんの魅力に触れるイベント。
私は、食を担当するので、
その打ち合わせも兼ねて訪問してきました。
イベント会場は趣のある古民家
当日の会場となるのは「笑和の里」。

今回は建物の中も案内していただき、
イベントで使用する2階のお部屋も見学してきました。

2階に上がると、立派な木の梁がむき出しになった、
昔ながらの趣ある空間が広がっています。

お部屋には、乾燥中のマコモの葉が!
なんとマコモダケも育てているそう。
葉もパウダーに加工して料理やお菓子にも活用できるそうです。
当日は、古代米を育てている生産者さんから直接お話を伺い、
すぐ近くにあるこちらの建物で、
古代米を使った料理やお菓子を味わっていただく予定です。
育てている方のお話を聞き、
その土地で育ったものを、その土地で味わう。
しかも、こんな趣のある空間で。
なんだか、それだけで特別な体験になりそうです。
地元素材との出会いから始まるお菓子作り
とはいえ、古代米を使うこと自体が初めて。
地元素材を使ったお菓子作りでは、
まず知らない素材に出会い、その特徴を知るところから
始まることも多いんです。

どんな土地で、どんなふうに育っているのか。
どんな味や香り、食感があるのか。
実際に生産者さんのお話を聞くことで、素材への理解が深まります。
島田島で広がる、新たな食材づくり
古代米以外にも、興味深い地元素材のお話を伺いました。
例えば、国内ではなかなか手に入らない生のハスの実。

さらに、藍染めで知られる「藍」も、
食用として栽培を始めているそうです。
徳島では、藍のパウダーをお菓子に使ったりします。

こうして地域を訪ねてみると、
身近なところでも、さまざまな食材を生かした
新しい取り組みが進んでいることに気づかされます。

また寄り合い所では、地域の活性化に取り組む
さまざまな分野の方々ともお話しでき、
新しいつながりも生まれました。
さて、いただいてきた古代米。
どんなお菓子に生まれ変わるのか。
まずは素材の特徴を調べながら、試作してみようと思います。

