日本初の「米粉」に特化した展示会、
cottaビジネスフェアへin東京へ行ってきました。
ご一緒したのは、オンラインコミュニティ
「ハピーツスイーツサロン」のサロンメンバーさん。
今回は、静岡、群馬、神奈川、東京から集合！
リアルで会うことができました。
展示会のレポートと、オンラインサロンの活動報告をかねてご紹介します。
米粉業界の最新情報が分かるイベント
展示会には、米粉製品や製菓・製パン材料、
資材・包材・型を扱う33企業が出展。
米粉業界の最近の傾向を知ることができて、
自分の米粉に関する情報をアップデートできました。
おかげで、米粉についてお伝えできるスキルも
さらに上がったと思います。
生徒さんにおすすめしたい米粉ソワリス （SOIE LISSE）
「この米粉、生徒さんにもおすすめしたい！」
と思ったのが、ソワリス（SOIE LISSE）です。
日の本穀粉さんは、創業130年以上の歴史をもつ老舗です。
業務用として流通していても、
小売店で見かけることがなかったのですが
ついに、cottaさんで購入できるようになりました！
会場では米粉ソワリスを使った
シフォンケーキ、クッキー、マフィンが並んでいました。
米粉独特の食べにくさは全くなくて。
どれも米粉の良さが引き立った味わいでした。
他社製品のとの違いや、粒子や吸水率などについても、
本部長さんから、詳しくお話を伺えました。
さわると、粉雪みたいにふわっとしていて
薄力粉に近い超微粒子であることが分かります。
米粉専用製粉ラインで製造しているため
アレルギーを気にする方も安心して使えるのが魅力です。
普段はミズホチカラを使うことが多いですが
いただいたサンプルでクッキーを作ってみました。
ザラつきもなく食感が上品。
でんぷん損傷をおさえた米粉なので、滑らかな質感に仕上がります。
米粉のクッキー商品開発の裏側
米粉専門家や、有名店シェフによるトークショーもありました。
特に心に残ったのは
「Ryoura」の菅又シェフによる
米粉の商品開発や、店舗運営についてのお話です。
株主優待品としての米粉クッキーを
cottaさんとコラボでレシピ開発されたときのエピソードでは…
米粉特有の問題にどう向き合い、
どんな試行錯誤をへて、レシピを組み立てたのか？
思考のプロセスをお聞きできました。
開発の裏側を知るのは、ワクワクします。
「米粉」はここ10年で製粉技術が向上して
とても身近な素材になりつつありますが、
シェフのようなプロのパティシエでも、
米粉の情報は、まだまだ少ないのだなと感じました。
実は、米粉には多くの種類があるんです。
ですがスーパーで見かけるのは
１～２種類といったところでしょうか。
しかも小麦粉のように、詳しい内容がパッケージに
記載されてないことが多いので
「使ってみないことには分からない。」
というハードルがあります。
使い分けや種類についての情報が、
十分に出回ってないので、
このようなイベントで取り上げてもらえるのは嬉しいです。
成功のカギはお客さま目線の店舗運営
店舗運営については、商品や価格設計について、
人気店にするまでの取り組みをお聞きできました。
お客様にフランスの一流菓子店で買ったような体験を
してもらえる演出をする一方で、
ケーキは手が届きやすい価格設定に。
「もう一度食べたい」と思わせる軽やかさで
洋菓子っぽいイメージに振り切ったとこのことでした。
そして「こうだったら便利だな、あったらいいな。」
を徹底的に形にしていく。
「データを取って、最初の1～2年はとことんに投資した。」
といった、リアルな話を聞けました。
お客様目線になること、分析して行動に移す力、
そして継続することが、
成果へつなる大事な要素だという気付きがありました。
交通費を払って予定を調整してでも行く価値とは
お昼はサロンメンバーで自然食レストランへ。
オフ会は、偶然にも菓子製造業のメンバー。
共通点が多いので、仕事のことはもちろん
プライベートなことまで、会話は尽きません。
リアルだからこそ生まれる会話があって
とりこぼさず聞くことができます。
普段は1人でのイベント参加が多いですが
コミュティティを作って良かった～！と感じました。
そして帰りの電車や飛行機の中では、
１日を振り返ったり、アイディアをまとめるのには、
ほどよく集中できる、いい環境です。
だからこそ、予定を調整して時間をわざわざつくって
交通費をかけて行くだけの価値はある、と思います。
ということで、来月のオンラインサロンでは
「米粉」をテーマに、更新した情報をお届けする予定です！
お菓子を仕事にしたい方が集まる
女性のコミュニティ、オンラインサロンに
入ってみたい方は、専用ページからお申込みください。
以上、イベントのレポートとサロンの活動報告でした。
