青梅が出回る季節ですね~
 
先日は、神山の直売所で、
キレイな梅を見つけて、梅酒を仕込みました。
 
 
話は変わって、梅酒ならぬ
カカオ酒 ってご存じですか?
 
 
 
 
こちらはベトナム南部、メコンデルタ地帯。
ベンチェ省にある、
家族経営の小さなカカオ農園です。

自家製カカオ酒

おもてなしを受けました。
 
 
 
量産できない、貴重なお酒です!
 
 
限られた量しか作れないので、
現地の農園でしか味わうことができません。
カカオツアーで訪れた人にふるまう他、
少量なら、分けていただくことも可能だそうです。
 
 
 
 
甘くて、酸味が少しあって・・
ちゃんとカカオの香りがします!
 
 
 
お酒は、カカオパルプ から作るそうです。
 
カカオパルプに含まれる糖分を栄養にして、
酵母による発酵がすすみ
アルコールが作られるのです。
 
 
つまり、カカオパルプが、沢山とれる環境のある
現地だからつくれるお酒、なのです。
 
 
 
カカオパルプとは・・
 
 
固いカカオの実を割ると、
このような、乳白色の果肉に包まれた
カカオ豆があらわれます。
 
 
この白い部分がそうです。
 
 
 
とろっと粘りがあって
まさにフルーツです。
甘酸っぱくて、みずみずしい味がします。
例えると、ライチ・・・が近いような?
 
 
現地では、パルプジュースも売られています。
 
 
人間がそのまま食べて美味しいので、
動物たちもやってきて、
カカオパルプごと、豆を食べるそう。
 
 
そして、排泄物として出されたカカオ豆が、
別の場所で、また芽を出して育ち
繁殖するという循環・・・
自然は、上手くできていて感心します。
 
 
 
 
 
豆をかじると、紫色なのは、ポリフェノールによるもの。
色で豆の品種が分かりますが、
発酵させると茶っぽくなります。
 
 
 
今から数千年前、カカオの原産地である、
古代メソアメリカ(今のメキシコからコスタリカ北部にかけての地域)
の人たちは、すでにカカオからお酒を
作って飲んでいたと言われます。
 
 
 

はるか昔の人たちも
同じように、お酒をかわしていたのかも・・

カカオって神秘的。
想像するだけで、ロマンがあってワクワクします。

 
 
 
 
ちなみに・・
カカオ豆自体を、食べるようになったのは、
お酒をつくる過程で、
偶然発見されたと考えられています。
 
 
カカオパルプを発酵させる時に
カカオ豆も、一緒に発酵させてしまい、
それを炒ってみたら、
チョコレートの素晴らしい香りが生まれた・・・
 
というわけです。
 
 
 
 
 
 
 
農園の、自家製カカオ酒は
なかなかお目にかかれませんが
 
市販のカカオワイン があります。
 
ドンナイ省にある、
THE GIOI CACAOという施設の、
カカオ農園で販売されていた、
カカオワインです。
 
 
試飲すると、甘くて、カカオの香りがします。
 
 
 
 
 
 
 
一方日本では、日本酒から作る
カカオ酒がありますので、
そのうち、ぜひ味わってみたいな~と思っています。
 
 
 
 
今後、開催予定のチョコレート教室では、
こんな風に、製菓用チョコレートになる以前の
カカオのお話しから、座学でお伝えしていきます。
 
もっと詳しくチョコレートのことが
知りたくなった時は、ぜひ会いにきてくださいね。