お菓子づくりを始めるときに
そろえたい必須道具。
前回は、ボウル編をお伝えしました。
今回は、ホイッパーの選び方です。
泡立てるとき、
生地と生地を混ぜ合わせるときにも
欠かせないホイッパー。
長く使えるものをそろえておきたいものです。
家庭で使いやすいサイズの選び方、
おすすめメーカーをお伝えします。
Atelier S Liaison
とくもとさとこ です。
ホイッパーはフランス語で〇〇と呼ぶ
ホイッパー(泡立て器)は、
フランス語で、フエ(fouet)と言います。
何だかキュートな響き。
「ホイッパーで泡立てる」は
フエッテ(fouetter)
パリへお菓子の研修に行っていた頃
レシピはフランス語。
フエッテの単語を見付けると
知っている単語と単語をつなげて
「混ぜるんだ!」と工程が予測できる。
何とか置いてかれずにすみました~
ちなみに、
泡立てた生クリームのことを
「クレーム・フエッテ」と呼びます。
「クリームを泡立てる」で、意味そのまんま!
聞きなれないフランス語も
こう覚えるとスーッと入っていきませんか?
ホイッパー選びで押さえたい3つのポイント
お菓子づくりに適した、ホイッパーを使っていますか?
押さえたいポイントが3つあります。
・丈夫で耐久性がある。
・ワイヤー本数
・ボウルに合うサイズ
ワイヤーがしっかりして
丈夫なものは
10年、20年……と使えます。
安価なものは、すぐ歪むことがあります。
ワイヤー本数は
細かく言うと使い分けはあるのですが
7~8本を選びます。
ホイッパーおすすめメーカー
私が愛用しているのが
ホテイ印(寿菓工精器)のホイッパー。
柄とワイヤー部分の重みの
バランスがとれているので
手が疲れにくい。
対面レッスンの実習でも使っていました。
プロの現場でも定評がありますので
迷ったときはコレで決まり!
ホイッパーのサイズ選びで最も大事なことは?
次に考えるべきは、サイズです。
#8 #9 #10……
番号が大きくなるほど全長が長くなります。
サイズ選びで最も大事なのは
ボウルとのバランスです。
ボウルの直径に対して
ホイッパーの全長が、
1.3~1.5倍の長さを目安に選ぶと
使いやすいですよ~
家庭のお菓子づくりで
よく使うボウルのサイズに合わせると……
直径18㎝ ボウル
↓
全長24㎝ ホイッパー(#8)
直径21㎝ ボウル
↓
全長27㎝ ホイッパー(#9)
直径24㎝ ボウル
↓
全長30㎝ ホイッパー(#10)
が、ベストなバランス!
参考に選んで下さいね。
私は各サイズ持っていますが、
よく使うボウルが、直径20㎝以上。
なので、
#9をオールマイティーに使います。
ホテイ印以外にも
色んなメーカーがあって、
全長のサイズも色々です。
実際に柄をもってみて、
自分の手にしっくりきたものを
選ぶと良いと思います。
ミニホイッパーが便利!
小さな容器で、
ゼラチンを混ぜ合わせたり
クッキーに入れる卵をほぐしたり
ちょっとしたものを
混ぜたい時に便利です。
フォークや箸で混ぜるより
ムラになりにく、短時間で混ざります。
こちらは100均ショップで。
卵を溶きほぐす程度なら
十分、お役目をはたしてくれますよ!
無印良品のもおすすめです。
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